仕事への出発直前6:45に娘が発熱と知らされました。

 

37度7分というので、これは上がるかもしれません。

 

とりあえず、奥さんに任せて急いで家を出ましたが、こんな時くらい休んでも良いのだと歩きながら考え、家に連絡を入れていますが、返答はありません。

 

私がいないことがすっかりと前提になってしまっていたので、誰も不平すら言いません。

 

 

 

 

↑この本を読みながら電車の中で過ごし、サラリーマンに向かいます。

 

さながら通勤電車は奴隷電車に感じます。会社、銀行、住宅、教育費、これらが人を会社に押し込みます。

 

会社から離れると一気にセイフティネットが外され、経済的にも置いてけぼりにされます。クレジットカードは当然作れないですね。国民健康保険、年金も個人でどっかりと払います。

 

頭ではわかっている現実ですが、会社員は娘の発熱にも寄り添えない。もちろん、そうする人はいますが、奴隷同士の助け合いです。肩身が狭く、生きにくい。

 

国だって、大口納税者である会社を優先する制度設計にします。だから法人税を下げ、雇用を促し、人を会社という箱に誘導します。一見民主国家の体ですが、実質は会社という合法的な牢獄に朝7時前から点呼もなく呼び寄せられています。子供が発熱でも休むという着想が得られない自分自身が情けない。

 

うまく作ったものです。

 

色々会社を辞める手順はあると思いますが、私はやはり真面目なのでしょう。あまりハメを外したくない。

 

だから、そうですね。きちんと準備する方法が良いと思います。スペースシャトルを宇宙に送り込むような用意周到な準備をする必要があります。つらつらと希望を述べているだけではダメですね。

 

とても困難な道のりに感じます。社会の制度が会社人間を作ろうとしているのですから、それは国家に争う戦いでもあります。

 

でも、クリアできているところもある。住宅ですね。これはローンが終わったので、管理費と修繕積立金、駐車料金の合計4万円弱で家族5人が住み続けられる。アルバイトでも暮らせます。

 

食もアルバイトで行けるでしょう。

 

問題は教育費ですね。これが最大の山場。

 

今日から現実的、技術的な準備を始めてみます。限りなく負担の少ない職業(会社員)を探す、というところから始めても良いかもしれません。