3連休を終えて一旦職場に向かっています。

 

学校はどこも大体カレンダー通りです。長男も次男も姪っ子も甥っ子も高等教育でさえ今日は授業びです。

 

私はというと、今日は特別に勤務で明日明後日は休みます。

 

3連休のうちの2日間は久しぶりの里帰りとなりました。渋滞はそこそこ。到着してしまえば、写真のように人はほぼいません。

 

人口が減るという割にはどこに行っても激混みですが、こんな感じで行く場所によっては突如として人はいなくなります。

 

この現象の原因を私は最近気がつきました。

 

それは、情報ですね。

 

人は情報に踊らされています。特にスマホが普及してからというものの、情報を見て人は動きます。混むところは激しく混み、人がいないところは驚くほど人はいません。

 

 

1泊の滞在中、4回温泉に入りましたが、全て一人きりでした。

 

それもそのはず、我が家しか宿泊者がいないからです。100名宿泊キャパがあって、3世帯11名の一家しか宿泊客はいませんでした。

 

最低限のアメニティしかない宿泊施設です。お風呂場もリンスインシャンプーとボディソープ、体重計1つ、ドライヤー1個しかおいてありません。部屋には小さなテレビ1台、フェイスタオルとバスタオル、タオルハンガー、ストーブ、歯ブラシセット。ポッドはありますが、茶菓子はありません。

 

館内には売店どころか自動販売機すらなく質素な作りです。あるものといえば、食堂、風呂、共同トイレ、部屋のみ。

 

私はこういうところが理想です。

食事は十分。バランスも良くて食後の飲み食いを欲しませんでした。

 

人は情報を頼りに動きます。

 

試しにBooking.comで調べてみましたら、この宿は出てきません。宿主が望まず情報を挙げないのか、あるいは、単に乗り遅れているのか。ウェブ情報に行き着くには地元の観光協会サイトから電話番号と3枚の写真を得るのみ。観光協会HP記載のURLはNotFoundに。

 

大して秘境というわけでもないのですが、案外あるものですね。安易な情報を当てにして動くと、人が混雑する場所に案内されるだけです。なんとなく、人生の縮図だなと思います。