娘と娘の友達2名を連れてジブリ美術館に行ってきました。

 

3月分チケットの発売日であった2月10日にPCの前にスタンバイして取得したチケットです。小学生は400円、大人は1000円と高くないチケットです。しかし、価値は最低でもこの5倍はあると私は思います。

 

末っ子を連れて行ったことがないということに思い当たり、とにかく今年の目標として自分の心に刻み、それを実現しました。コロナ前、娘は1年生ですから、確かに長い制限期間でした。

 

チケット数制限のおかげか、想像よりは館内は空いていました。制限のない美術館に比べれば、はるかに人は少なく感じます。

 

また、外国人の比率が半数くらいですので、スタッフさんは皆さん英語を話されます。

 

海外とあまり変わらない環境です。英語を母語とする人以外の比率も高く、韓国語、ドイツ語、中国語、フランス語、スペイン語、東欧のどこかの言葉(ロシア語に近いけれど違う)を耳にしました。子供たちは全く頓着がないらしく、カフェで私の席に座っていた外国のおじさんに日本語で話しかけていました。

 

うまいけばランチも一緒に食べれて、世界の人と言葉を交わすこともできます。実際、外国の人同士は気さくにお話ししていました。これが電車賃のみで行ける場所です。毎日の通勤と同じくらいの距離にある場所なのですから、人生、仕事ばかりで勿体無いことをしています。

 

企画展は「君たちはどう生きるか」のスケッチでして、世界最高峰に輝いたアニメの発信源がここなのだと思うと、感慨に浸ります。2001年に開館したようですから、24年目となりますか。開館当時と同じように日本に行く目的の場所として価値を放ちます。

 

大いにインスピレーションを刺激され、自分の生き方について考え直します。このままでは勿体無い。決して多くはない残り時間、若い時に比べれば基盤のある残り時間の使い道をどうしようか。何かクリエイティブなことに時間をたむけたい。

 

そんな感覚を得ます。