今日の仕事の続きはなんだったか、思い出しながら出勤しています。そして、思い出していきます。中間管理職である私の仕事は基本的にはみんなが嫌がるものです。一番嫌なのはハラスメントへの対応です。

 

もちろんハラスメントの専用窓口はありますが、やはり、そういうものを気軽に使えるメンタルは日本人にはまだないようです。「窓口に行ってきな」では機能しません。私は大学で仕事をしていますから、主にこの窓口が使われるのは教員と学生との関係とのこと。学生が教員の対応について相談する、というのが主流とのことです。学生は毎年100万円以上も学費を取られておきながら、理不尽な態度は放置しません。

 

私は教員ではない仕事です。私の中間管理職業務は教鞭を持たない職員に対しての管理です。マネジメントです。また、業務委託という存在が拡大していますから委託業者さんも私の対応範囲に含まれます。もちろん、私が直に管理するのではなく、間接的に対応します。

 

教員との意思疎通の困難さのため、委託業者のスタッフが次々に辞めていきます。聞けば強い叱責があるとのこと。教員とは指導も仕事のうちの一つなので、大の大人にそんな言い方があるのかと不思議に思いますが、どうやら一部の人はあるようです。

 

つまり、パワハラに発展しかねぬ日常を抱えるということです。私は永続的に円滑に仕事を流したいので、ハラスメントは迷惑だと感じています。なくなってもらいたい。「窓口に行ってきな」では済まされないので、何があったのかを聞く、希望を聞く、証拠をとる、など、さまざまな業務が生まれます。その仕事が本日の仕事のうちの一つであったと思い出します。

 

こういった教員とあまり接しない同僚にこの事情が通じるものだろうか。ハラスメントには証拠が不可欠です。強く言われたことを証明されねば、対応すらしてもらえないようです。教員というものが聖域になってしまっているのか。泣き寝入りで2名3名と辞めていく状況を改善したい。その対策で電話通話レコーダーを調達します。

 

事情が伝わるか。あるいは私をやましい人間と見るか。おそらく私の想像は後者です。的を得ているでしょうね。かといって、その立場に身を置けば、対応するしかないのです。

 

 

↓今検討中の導入器具

受話器と電話機の間に噛ませてICレコーダーを繋げる仕組み。

 

 

↓外部ライン入力があるICレコーダーと一緒に使えば音が取れるようです。

納品してから試します。

 

 

 

↓もう一つはこれ。電話機に取り付けるタイプ。その機械にループ録音されます。こちらは録音を開始するオペレーションがないので、問題発生時にデータを取り出すことになります。