すでに以下で留学を担当していると

申し上げました。

 

コロナの時代の石頭(いしあたま)との戦い

 

旅行と同じで

留学はすべて中止され

再開の目処は立っていません。

 

国内留学という道が

今のところないので

旅行よりも大打撃かもしれません。

 

幸い、他にもやらねばならないことが

ありますから、仕事を失ってはいない

のですが、

それにしても

留学を約束しておきながら

何もしないということは

好ましいことではありません。

 

そこで、今週考えついたアイディアを

ここに一旦まとめておこうと思います。

自分用のメモですが、

他の業界でも同じ発想の転換を

遂げてゆかれるのかと思いますので、

目を通していただき、

アイディアをいただければ

ありがたく思います。

 

今週、コンサル等の方も含め

様々、意見交換をさせてもらいました。

 

意見交換を通して、

いくつか、キーワードが見つかりました。

 

・事前事後の学習

・違う価値

・メタ認知

 

その他にもいくつかありますが、

今回はこの3つのキーワードを通して

教育業界の私の課題に対する

発想の進捗を記したいと思います。

 

チューリップ紫事前事後の学習

これまでも留学には事前事後の学習を

設けてきました。

現地での学習成果を高めるため

日本国内で準備できることは行って

出発します。

わかりやすい例では語学です。

知らない単語を現地で知るのではなく

意味は日本で知っておいて、

現地で使われ方を知る、

これがわかりやすい例かと思いますが、

留学は語学だけが目的ではありません。

 

日本に留学する場合、

欧米人や非アジア人であれば

せめて中国や韓国との歴史の違いや

文化の違い、あるいは相互の関係は

勉強してきてもらわねば、日本人の

独自性は見えないと思います。

 

オンラインとなった時代、

現地との接触機会は

オンライン上に限られます。

従って、事前の学びが一層重要になるのかと

そういう意味を発見しています。

時間がかかる学びです。

そして、事後の学習も成果を紡ぎ出すためには

大変に重要となるであろう。

という仮説です。

 

チューリップ紫違う価値

海外旅行と同じで

しばらくは、海外留学は望めません。

2年なのか、3年なのか、1年なのかは

わかりませんが、望むことは難しいと思います。

少なくとも半年は望めないことは決定しました。

 

ならば、違う価値に目を向けるべきです。

例えば、

これまでは海外留学は一部の人が行ける

狭き門でした。

私のところの大学は大体100人に1名しか

留学に行けません。

理由は主に金銭的な負担、時間的負担、

海外での様々なリスク、こういうものが

敷居となっています。

リスクは事前教育でなんとか

回避できるとしても

金銭的な負担はどうにも

なりません。

 

もしも、価値転換をした場合、

オンラインならば金銭、時間、リスク

すべてがクリアになります。

60万円かかっていた費用が6万円に

収められる可能性があります。

航空代金も滞在費も

スーツケースやパスポートなど

準備にかかる費用もかかりません。

 

そうすると100人に1人だった機会が

もしかすると10人に1人可能になる

可能性もあります。

 

これがコロナで起きるであろう

違う価値への転換です。

この道ができた場合、

コロナが収束したからと言って、

もとの渡航留学だけの世界に

戻れるものではありません。

 

おそらくは、旅行業、外食業等

今、一番コロナの煽りを受けている

業界も同じ価値転換を求められていると

思います。

 

あるいは、リモートワークという

方法の転換はもっと多くの業界に

共通する価値転換になってきます。

もう、コストを知ってしまった

営利企業は元には戻らない

 

そう見る方が正しい方向だと

誰しもが思っていると思います。

(その意味でも石頭とは戦い抜かねばなりません)

 

そして、ここからが面白いところですが、

この価値転換をしたか・しないかが

今後の違いになってくるように

思います。

 

今はチャンスと捉える方が

実は正しいのかと。

 

チューリップ紫メタ認知

このキーワードは

コンサルの方と意見交換をしなければ

出てこなかった概念ですが、

キーワードを一旦知ると、

日常がこの言葉に覆われていることに

気がつきます。

1日に1回以上はこのキーワードで

語られる壁に

私は突き当たります。

 

新しい価値を追い求める上では

大変重要な概念です。

 

メタ認知とは

認知していることを認知する

ということだと思います。

 

つまり、いったい、自分は

何を考えているのか?

何を知っているのか?

何に悩んでいるのか?

何を知らないのか?

いったいどういう人間なのか?

 

留学とは

一体なんなのか?

何が目的なのか?

何を得るためにいくのか?

何が得られるのか?

どんなことができるようになるのか?

 

このことを認識する能力が

メタ認知

なのかと私は解釈しています。

 

一旦このメタ認知の方法を取り入れますと

別の価値創造が可能になるのかと思います。

 

今、一生懸命考えています。

 

留学で得られる価値・能力とはなんなのか?

これまでは、

留学自体が目的となっていた

そういう人が多く見受けられます。

大学生なら、

履歴書に留学歴を書くことが

目的化しています。

 

しかし、これが目的になると

近いうちに限界に行き着きます。

採用面接で深く問われるからです。

 

そこでメタ認知的な方法のもと

一旦、留学で得られる価値と能力を

挙げてみることにしよう、

そういう発想に至りました。

 

このことも今回書くつもりでしたが、

大変長文になったので、

別の機会に書いてみます。

 

おそらく、このメタ認知の方法を

取り入れれば

旅行業界も外食産業も

その他あらゆる世の中のお仕事は

別の方法で価値を提供できるはずです。

 

そう信じています。

 

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