おはようございます。

 

仕事を辞めようと考えています。子供は小中学生の3人で一番下は小2です。主たる収入はもちろん私にあり、妻は専門職ですがパートタイマーで月収10万ほど。

 

辞めたい理由はいろいろあるのですが、何が決定的かというと職場に協力関係が乏しくあまり面白くないからでしょうかね。特に、上司とも合いませんし。いわゆるラットレースも愉快か不愉快かと問われると不愉快です。ですから、辞めたいか、辞めたくないか、収入を無視すれば辞めたい、という答えになります。

 

心の声に従えば辞めるという選択ですが、子供を3人も抱えますし、合理的に考えれば辞められないというのが私が置かれている状況です。これは多くの人と同じジレンマかと思います。

 

サラリーマンを辞めるとなると、そこにいる人間にとっては結構難しい決断となります。サラリーマンを辞めずに人生を辞めてしまう人までいるのですから、全く簡単ではありません。

 

2011年の震災以降、辞めることを真面目に考えてきたつもりが、10年近く経過してしまいました。三番目の子が生まれたこともあり、必死に生きてきました。この間、辞められるかもしれないと感じるアイディアを与えてくれた書物もあります。例えば、高坂勝さんの「減速して生きる ダウンシフターズ」など。「里山資本主義」はまだ読んでいないのですが、藻谷浩介さんの講演にも勇気づけられます。「月3万円ビジネス」というアイディアも現実に迫ってきます。

 

しかし、読んでいるだけだと時間が経過するのみなので、今年は少しでも行動を起こすことにしました。すでに書いたのですが、その中の1つとしては、野菜の苗を作ることです。

 

すでにミニトマトの苗を出荷しています。と言っても、そもそもミニトマトは我が家の家庭菜園(ベランダプランター)のために植えた種の余りで作った苗です。8つほど出荷しました。出す先は実家のガレージセール。ガレージで野菜を売っているので、そこに置かせてもらいましたら、すぐに売り切れて500円ばかりのお金になりました。その後、これまた余った種で枝豆の苗を作りました。こちらも2000円ほどに。今はブロッコリーを植えて芽が出て。今日は天気次第でレタスを植えようかと考え中。来月はラベンダーを。と、小さな行動は計画されています。

 

もちろん、こんなので辞められるとは思いませんが、でも、膨らませてゆくことはできそうです。「月3万円ビジネス」の発想から行動しているのですが、この類の「生業(なりわい)」を10個持てば30万円にはなります。実際、30万円では我が家の家計は賄えないのですが、うちの奥さんの10万円を合わせればなんとか成り立つか。と。

それに、苗なんて作るのに仕事時間がかからないのですよね。週に2時間ほど働けば理論上苗で月3万円稼げることは計算しています。週2時間ほどの「生業(なりわい)」をあと9つ、合計でも20時間。日にして週3日。探せばありそうだな、という感覚は得られています。

 

感覚が得られますと本を読んで悩んでいるよりはいくらか楽しくなります。夢が掴めそうな感覚になります。どちらにしても定年は65歳、年金をわずかにもらったとしても何か収入は必要でしょう。若い時の時間を全て絞って稼ぎきって、若さを楽しみに使えないというのももったいないですよね。ならば、今から生業を走らせておく。これはとても現実的な考え方だと思うのですよね。

 

その他、好きなことはいくつかありますので、これらを行動に起こして行ければと考え中です。

 

では。