た~まや~!
と、急に花火の画像を載せたのは、暑さと多忙でおかしくなったからではありません
今回は、ボドゲクラブでプレイしたカードゲームの花火 (Hanabi)をご紹介したいと思います。
花火はドイツ年間ゲーム大賞2013で大賞を受賞した協力型推理ゲームです。
全員で協力して色別に番号順で、より多くのカードを打ち上げることを目指すゲームです。
このゲームの最大の特徴は、自分の手札を見ることができない代わりに他の人の手札が見られることです。
花火は5種類の色で1~5の数字が振られており、小さい数字から打ち上げなければいけません。
このあたりはちょっと七並べに似ているところがあるかもしれません。
お互いにヒントを出し合って、自分の持っているカードを推理しながら、できるだけ花火をたくさん打ち上げます。
※ちなみに、このゲームの箱の裏にはストーリーが記載されていて、
「プレイヤーは、ある花火大会で火薬と導火線と発射薬を誤って混ぜてしまったうっかり者の花火師です。
花火大会はすでに始まってしまっていて、パニック寸前です。
花火師たちは互いに協力して、大惨事を防ぐことになります。」
とのことです
プレイヤーが自分の手番にできる行動は次の3つです。
<他のプレイヤーにヒントを出す>
教えられることは「カードの色」か「カードの数字」だけです。
同じ色のカード、もしくは同じ数字のカードは全て教えなければいけません。
他にも同じ色や数字があるのに、1枚だけ指定して教えるのはNGです。
<カードを捨てる>
1枚自分の手札からカードを捨てることができます。
カードを捨てたら手札が常に4枚になるように山札から補充します。
<花火を打ち上げる>
手札のカードを1枚指定して、花火を打ち上げます。
★打ち上げルール
・色別で考える
・1→2→3→4→5の順番で打ち上げる
・打ち上げが3回失敗した場合、そのゲームは0点で終了
花火を打ち上げたら、手札が常に4枚になるように山札から補充します。
ゲームを盛り上げるアイテムとして、8枚のチップ(青が5枚・赤が3枚)が用意されています。
青色はヒントチップで、誰かがヒントを出す度に、ヒントチップが1つ消費されます。
チップが尽きれば当然ヒントは出せません!
カードを捨てるとヒントチップが1枚回復します。
そして、花火が打ち上がるたびにヒントチップが1枚回復します。
赤色のチップについては、打ち上げを失敗(番号順じゃなかった・出した色が違った)したときに場に出されます。
以下の状態になった時に、ゲームは終了します。
・山札が尽きる
・打ち上げを3回失敗する
・花火が全色1~5まで打ち上がる
ゲームが終了後、点数の合計点を出します。
点数は、打ち上げた花火の枚数です。
最高得点は5色×5枚の25点で、プレイヤー皆で協力して満点を目指します。
実際にプレイしてみたところ、初心者はルールに忠実すぎると、結構厳しいなという印象がありました。
プレイする人の性格もあると思いますが、慎重派が多いと、とにかくヒント・ヒントの連続でチップがいくらあっても足りません
だって、自分の持っているカードが何かわからないから、ヒントなしで適当に考えて出すの怖いし、そもそも全然出せないカードばっかりだったら…などと考えていたらもう他人にヒント出しまくって危険回避するしかないよって、なりがちです。
そこで、チップのルール無視でじゃんじゃんヒント出しまくりということにしました
あと、本当はプレイヤー同士相談したり、アイコンタクトもダメらしいんですが、そんなルール守ってたらすぐにゲームオーバーしそうなので、誰かの手番が来たら、「よーく考えて!この状況だと場には1しか出せないよね?」とか、「待って!本当に、本当にそれ出していいんだね!?」とか口々に発言しちゃうという、めちゃくちゃ誘導するシステムになってしまっていました
そして、場に出すことよりも、ヒント出しとカードを捨てることを優先した結果、山札が尽きてゲームオーバーとなってしまいました……。
まあしかし、これはこれで、プレイヤー同士のコミュニケーション図る楽しさが十分ありました
もちろん、ゲームに慣れてきたら、ルール厳守でプレイする面白さも味わえると思います。
協力型のボードゲームはいろいろありますが、カード形式で気軽に仲間と楽しめる、お勧めのゲームです