久々のボドゲクラブ活動報告です
今回のゲームはこれ、「クク」カードです。
これもバージョンによりますが、20種×2枚の合計40枚で構成されたカードゲームです。
ククの歴史は古く、なんでも500年前にフランスで生まれたそうです。
画像のものは、アークライト版ですが、これ一つで、ヨーロッパの伝統的なゲームを色々楽しめます。
今回プレイしたのは、代表的なルールの「カンビオ」。
内容は非常にシンプルです。
自分に配られたたった1枚のカードが強いか弱いかを判断して、隣の人とカードの交換などを行います。
そして、全員の中で一番弱いカードを持っている人が負けになります。
いかに勝つか、ではなく、いかに生き残るか、を目標にするゲームです。
このククカード、強さに順番があります。
クク>人間>馬>猫>家>10~0>バケツ>お面>ライオン>道化
また、数字以外に「特殊カード」と呼ばれるものがあり、交換を拒否したり、交換要求した人を失格にしたりすることができます。
そして、この特殊カードこそが、大どんでん返しを引き起こし、単純なルールのククを面白くするツールとなっているのです!
特に、「猫」のカードはククをプレイする人には人気があるみたいです。
確かに、このカードがあると盛り上がりますね。
この「猫」を持っている時に交換を要求されると、”ニャー!”と猫の鳴きまねをして拒否できます。
すると、最初に配られた時に「猫」を持っていた人が失格(!)になるのです。
一番最初に「猫」を手に入れた人にとってはなんとも理不尽なルール…
隣の人が自分より強いカードなのか弱いカードなのか考えながら、交換するかしないか迷い、そして弱いカードはどんどん交換されていくので、大体誰がどのカードを持っているかなんとなくわかりながらも、拒否できる特殊カード以外は交換を断れないという悩ましさもあるなど、シンプルでありながら一筋縄ではいかないところがこのゲームの魅力です。
運の要素もありつつ、相手の顔色やカードの動き方を注意深く観察する力も試されるカードゲームでした
ちなみに、これも大人数(最低6人)でないと絶対に面白くないタイプのゲームです!!