今回のさんさんボードゲームクラブでは、大人数の参加だったこともあり、会話型心理ゲーム「人狼カード」をプレイしました。
このカードゲーム自体をご存知なくとも、映画の「人狼ゲーム」を見たことがある方はいるかもしれません。
塾長含め、全員初心者なので、正直うまくプレイできるかわかりませんでしたが、せっかくの機会なので思い切って挑戦してみました
「人狼ゲーム」は様々なバージョンがありますが、クラブでプレイしたのはこれです。
バージョンごとにルールも微妙に違うので、今回ご紹介する内容と違うと思う人もいると思います。なので、大体の目安だとお考えください。
ゲームの流れを簡単に説明すると、「昼のターン」と「夜のターン」を繰り返しながら、プレイヤーたちは「人狼チーム」と「市民チーム」に分かれて戦います。
この際、ゲームの進行役がそれぞれの役職を確認します。人狼は他の人狼がだれか確認できます。それ以外は他の人がどんな役割なのかわかりません。
「昼のターン」では、人間になりすました人狼を見つけるために、プレイヤー全員で議論しあって、怪しい人を決めます。怪しいとされた人は、その場で追放され、ゲームから外れて心理戦を見守ります。
「夜のターン」では、人狼が力を持ち、毎回1名ずつの人間を襲っていきます。
(今回は人数が多かったので、3名の人狼が相談して襲う1名を決定しました。)
襲われた人は死んだことになり、やはりゲームから外れて観戦者になります。
人数が多い場合、「市民チーム」には「予言者」、「ボディーガード」、「霊媒師」、「裏切者」という役職を持つ者が加わります。
それぞれ、「夜のターン」で自分の能力を発揮して、市民側と人狼側に分かれて攻防を繰り返します。
これらが加わることで、ゲームの面白さはより倍増します。
「市民チーム」はお互いの役職がわからないので、味方であるはずの「市民」や役職を持つ者を追放してしまうこともある為、洞察力・推理力が必要とされます。
「人狼チーム」は相手を油断させながら、言葉巧みに周囲を翻弄させて、正体を知られないようにしなければなりません。
人狼が全滅したら、「市民」、「予言者」、「ボディーガード」、「霊媒師」の勝利で、生存者の半数が人狼になれば、「人狼」「裏切者(※基本は市民にカウントされる)」の勝利です。
※このへんもバージョンによるみたいです。
今回の結果は、人狼の勝利となりました。
こういうゲームは大人も子供も関係ないですね。初心者ばかりで手探りにもかかわらず、結構盛り上がりました
やってみて実感したのですが、これはもう、絶対に大人数でないと面白くありません
あとで4名だけでプレイしたところ、3分くらいであっけなく終わってしまいました…
最初は人数が多いので、皆余裕がありますが、一人、また一人と人が減ってき、気が付けば人狼と自分だけだった…なんてこともあり得るので、最後まで気が抜けません。
この、誰が味方で、誰が敵かわからないというゲーム、本当にスリルがあります
あと、ゲームから外れても、他人の心理戦を観察しているだけで相当楽しめます。
この人は仲間と信頼して本音を打ち明けていいのか、それとも味方の振りをして本当は裏切ろうとしているのか……。
反対に敵だと思っていたら、実は陰で助けてくれていた……。
この非常に悩ましい心理劇、現実の日常でもよくありそうですよね。私も身に覚えがあります。
人狼ゲームは、初心者にとっていきなり議論を始めるのはやりづらいところがあるのですが、次回プレイする時はもうちょっと工夫してもっと深く楽しめるようにしてみようと思います
~追伸~
ボドゲクラブの外部生受け入れをブログで正式に告知するつもりで準備していましたが、有難いことにそれよりも前に直接入会のお問合せが増えた為、やむなく一旦募集自体を停止いたします。
※現時点で初回ご参加料のお支払いがお済の方は、まだご入会いただけますのでご安心ください。
また募集を再開することがあればブログでお知らせいたします。