法興寺→酒泉へのバスは1日たったの4本。
11:10のバスに乗って帰ります。
これを逃すと次は約4時間後。
法興寺の一柱門の手前に法興寺入口というバス停留所がありました。
お寺を出て一柱門まで約1kmほど歩きます。
お寺を出てすぐ、バス停に向かうまでに農園がありました。
リンゴとトマトの販売、民宿って書いてます。
リンゴの販売所の前を通り過ぎてバス停へと道を進んでいくと、
販売所にいたアジュンマに「どこに行くの」と声をかけられました。
「バス停まで行きます」と答えると、
「それなら後ろから来る車を停めて乗せて行ってもらわないと」
と言われました。
バスが来るまでまだ30分はあったので、
アジュンマが「休憩していきなさい」と言ってくれました。
ストーブにあたるよう言われました。
「コーヒーでいい?」
コーヒーを入れてくれました。
リンゴがたくさんあります。
ストーブにあたりながらコーヒーを飲みました。
アジュンマはこの向かいの家に住んでいて、
ここで冬はリンゴ、夏はトマトを売っているそうです。
「子供は大学生の娘と息子がいる」
等色々お話しました。
韓国では必ず聞かれる「結婚しているのか?」
もちろん聞かれました。
簡単な会話なら話せて聞き取れるのですが、
ちょっと込み入った話になるともうダメ。
「北海道にきれいな湖があるので行ってみたい」
これぐらいは分かりますよ。
アジュンマは私が韓国語できると思ったのでしょう、
ここを訪れたある韓国人女性の家庭での夫婦の役割分担?
の話をされて、
日本でもそうでしょう?と言われ、
おそらく家事は女性の方が負担が大きいとかそのようなことを
言っているのだろうと想像で返事してしまいました。
最後の方はごめんなさい、半分も理解できませんでした。
優しいアジュンマ、リンゴをむいてくれました。
蜜入りで甘くてすっごくおいしかったです。
バスが11:10発なので、そろそろ行きますと言うと
どうやらバスは私が乗ろうとした法興寺入口ではなく、
お寺まで来るそうです。
バスがこの前を通ってお寺に行くから、
引き返してきた時にバスを停めるから乗ればいいと。
アジュンマの言う通り、バスがお寺に向かって店の前を通り、
再び戻ってきて、
アジュンマがバスを停めてくれ、バスに乗車しました。
ホントに親切でかわいらしいアジュンマ。
心の優しい人であることがまん丸い顔に現れていました。
マンナソパンガウォッソヨ。
法興寺、多分今回が最初で最後の訪問でもう来ないけど、
また来る機会があったら、必ずアジュンマを訪ねます。
2017/2/4(土)