その時は
どう誘えばいいだろうか。薄暗い天井を見ながら、考えた。
確かに田中とは仲が良い。でも、それは小学校までの話だ。
中学に入ってから二年間は別のクラスだった。小学校の頃もだが、違うクラスになったときは、わざわざ話しかけには行かない。すれ違っても、何も言わない。
それをするのは違うと思った。
今年は同じクラスになったが、話しかけるのが気まずくなっていた。田中は小学校の頃から何も変わっていない。身長は伸びたが、元々背が高かったから、変わったようには見えない。何も変わっていない田中に、話しかけづらい。
本当に俺は田中と仲が良かったのだろうか。俺は田中のことを友達と思っている。いや、それ以上の存在だ。ただ、休み時間の数分間話すだけだったけど、大きな存在だった。
でも、田中は俺のことをどう思っているのだろう。田中は誰にでも優しく、公平に接する。
今、振り返ると、田中から話しかけられた覚えがない。話すとしても、俺と良樹が一方的に話して、田中は笑顔でうなずくだけだった気もする。田中は俺のことを友達と思っているだろうか。
あんな簡単に返事をするんじゃなかった。落ち着いた今になって思った。
左側の白い壁をじっと見た。明日が憂鬱だ。いつものことだけれど。
確かに田中とは仲が良い。でも、それは小学校までの話だ。
中学に入ってから二年間は別のクラスだった。小学校の頃もだが、違うクラスになったときは、わざわざ話しかけには行かない。すれ違っても、何も言わない。
それをするのは違うと思った。
今年は同じクラスになったが、話しかけるのが気まずくなっていた。田中は小学校の頃から何も変わっていない。身長は伸びたが、元々背が高かったから、変わったようには見えない。何も変わっていない田中に、話しかけづらい。
本当に俺は田中と仲が良かったのだろうか。俺は田中のことを友達と思っている。いや、それ以上の存在だ。ただ、休み時間の数分間話すだけだったけど、大きな存在だった。
でも、田中は俺のことをどう思っているのだろう。田中は誰にでも優しく、公平に接する。
今、振り返ると、田中から話しかけられた覚えがない。話すとしても、俺と良樹が一方的に話して、田中は笑顔でうなずくだけだった気もする。田中は俺のことを友達と思っているだろうか。
あんな簡単に返事をするんじゃなかった。落ち着いた今になって思った。
左側の白い壁をじっと見た。明日が憂鬱だ。いつものことだけれど。