グーグルのブログ


昨日のニコ生での 「ギザ10 しょこ【生】ツアー---!!2012」の生中継を観ての感想です。


まず今回のライヴ放送は有料ということで、前売り1000円、当日1500円で発売されており、実は自分もニコニコ動画でお金を払うのは今回が初めてでして、ライヴの様子が、映像的にどのくらいのクオリティで配信されるのかが1つ興味のあるところでした。で、結論から言うと、映像と音がうまく流れず静止してしまったり、全画面表示にするとかなり粗い映像だったりして、単純に有料放送としてどうだったかを問われると、まだまだ技術的に甘い部分はあったかと思います。やはりライヴですので、音がしょっちゅう途切れるのはいかがなものか?と感じざるを得ない部分はありました。


しかしそれだから、損したと感じたかと言うと、全くそんなことはありませんでした。その理由は、ニコ生の配信技術の拙さすらも忘れさせるくらいに、充実したライヴをしょこたんが繰り広げてくれたというその一点に尽きます。本当に予想を遥かに越えて、素晴らしいライヴだったのです。「しょこたん☆ブログ」ではハードスケジュールの中のライヴということで、かなり肉体的精神的に追い込まれている様子だったので、その影響が如実にライヴに出てしまうのではないかというこちらの心配を、完全に吹っ飛ばしてくれた会心のパフォーマンスだったと思います。逆境をバネに変えたというか、この日のしょこたんの歌への集中力たるや、本当に鬼気迫るものがあり、わずか数分で、このライヴに立ち会えてよかったと感じることができたのです。

有料放送とはいえ、ニコ生ユーザーは基本的に評価の厳しい人が多い中、最後の4択のアンケートで、「とてもよかった」が98%を越えていたことを見ても、いかにこのステージで観客が魅了されていたかを示していると思います。私自身、期待と不安を持って見始めたのですが、あまりの完成度の高さに一秒も考えることなく「とてもよかった」のボタンをクリックしていました。


以下は、セットリストになります。

1. DREAM DRIVER

2. Pretty please chocolate on top

3. つよがり

4. せーので恋しちゃえ♥

5. みつばちのささやき

6. 心のアンテナ

7. Shiny Gate

8. ラベンダー

9. Soufflé Secret

10. Discovery

11. 宇宙でプロポーズ

12. GAME

13. トキメキ☆ドリーマー

14. 甘宿り

15. 千の言葉と二人の秘密

16. Ray Of Light

17. 涙の種、笑顔の花

18. フライング・ヒューマノイド

19. ホリゾント

20. 続く世界

21. 空色デイズ

22. Starry Pink

23. 綺麗ア・ラ・モード

24. Rainbow forecast

25. ブリリアント・ドリーム

26. Calling location


まあ基本的にセットリストがどうこうというライヴではなかったのですが、一応せっかく書き留めておいたので、貼らせてもらいました。この中で、自分としては、大名曲だと公言してきた「心のアンテナ」と「綺麗ア・ラ・モード」をやってくれたのは嬉しかったです。(「心のアンテナ」はフルコーラスではなかったけれど) それと今思うと残念なのは、新しいアルバムの中で一番好きな「ワークス×ワークス」が歌われなかったことですかね。

ただそれも全てが終わってから感じたことで、ライヴ中は、とにかくしょたこんの歌に対する情熱の強さに打たれまくって、そんな冷静さはほぼ失われていました。では何が昨日のしょこたんは凄かったのだろうということを、一日経った今、落ち着いて検証してみたいと思います。


なぜ、あそこまで心打たれたのか? その大きな要因は、しょこたんの全身から歌うことに対する覚悟みたいなものが迸っていたことです。これまでのブログで私が書いてきたように、歌手・中川翔子のここまでの道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。しょこたんが歌手活動をスタートした2006年は、音楽業界全体のCD不況が徐々に深刻化しつつあるような時期でした。音楽誌では「CDはどうなる?」などという特集が組まれていたり、数多の大物歌手ですらカバーCDを出してなんとか売り上げをキープするような状況になっていました。当然のごとく中川翔子もその流れの中に、組み込まれ、実際、オリジナルアルバムよりもカバー集をたくさんリリースしていたり、コテコテのアイドルポップをやるのかと思いきや、アニメのタイアップ付きでロック化したりと、常に歌手としての中川翔子は変幻自在であらねばなりませんでした。歌い手としては器用すぎることがここでは災いとなり、なかなか自分のオリジナリティを確立できないでいる状況に私も歯がゆく思わされることが、多々ありました。


ですが、その考えは浅はかだったのかもしれないと昨日感じたのです。ここまでの歌手活動の悪戦苦闘や試行錯誤の日々が実は一切無駄ではなくて、むしろしょこたんの歌への思いをより強固なものへとするために必要な時間だったのではと、ハッとさせられたのです。昨日のライヴで、力むことなくのびのびと全力で歌っている姿は、まさに歌への覚悟を決めたからこその溌剌とした解放感に満ち溢れていたのです。

ボーカルの安定感は以前から定評はあったのですが、その段階を一つ越えて、心で歌うことで、ジャンル的にはバラつきのある楽曲に統一感を生み出せたことも、表現者として一段と成長したんだと感じさせられました。またカバー曲を一切入れずに、全てオリジナル曲で勝負していたことも、これからの歌手活動への覚悟の表れであったように思います。


ニコ生というネットでの視聴ですら、そのエネルギーが伝わってきたのですから、会場の空気はもっと凄かったと思います。。その結果が、アンケートで98%以上の「とてもよかった」という数字だったと思うし、放送が終わった後も、皆が「充実した時間だった」という趣旨のコメントを画面が途切れるまで延々書き続けたのだと思います。

神がかり的な集中力を発揮し文字通り実力で、歌手・中川翔子はやはりすごかったとオーディエンスを納得させてしまったのです。このことを生で同時体験できたことは、自分にとっても実に嬉しいことです。鑑賞前は、期待と不安が入り混じっていたものが、完全に払拭され、やはり歌手として物凄いポテンシャルを持っていたということが自分の中で確信出来たからです。


なんだか今日は物凄く熱く語ってしまいましたが、一日経っても、まだテンションが上がったままのライヴだったということは事実です。ニコ生を宣伝する気はさらさらないのですが、もしこれを読んで、ぜひそのライヴを観てみたいという方がおられましたら、まだチケット購入することが可能なようなのでリンクを貼っておきます。

http://live.nicovideo.jp/gate/lv106242646


タイムシフト視聴できるようなので、私ももう一回見るつもりです。それでは。