スタッフ紹介~秀哉(Shuya)からの手紙~ | 不登校・ひきこもり経験者の早期回復、自立支援 - カナダ留学の"サンシャインプロジェクト" スタッフからの手紙

不登校・ひきこもり経験者の早期回復、自立支援 - カナダ留学の"サンシャインプロジェクト" スタッフからの手紙

自然あふれるカナダを舞台に、不登校・ひきこもり経験者の回復、自立支援に向け立ち上がった"サンシャインプロジェクト"。これまで多くの参加者が自分の才能を発見し、進学・就職と次の道へ進んでいます。プロジェクトへの思い、現地レポート、体験談等をお伝えします

こんにちは!!ウエストのShuyaです!
すみません。。ブログの更新をすごくさぼっていました。
これからできる限り更新できるように頑張ります!

さて、これから連載でスタッフ紹介をしたいと思います。

まずはいいだしっぺの私から。
それぞれのスタッフからの手紙形式でお伝えしていきますね。


<秀哉からの手紙>


はいさい!バンクーバー現地スタッフの秀哉です。

これでお分かり頂いた方もいらっしゃると思いますが、私は日本の最南端、沖縄出身です。沖縄大好きで自然と運動、アウトドア、映画鑑賞が大好きです。

私は、カナダに来るまでこれまでに大きな決断が人生の中で3回ありました。

まず、一つ目の大きな選択。
私が高校1年の時の話です。私の父が職員旅行でカナダに1週間ほど滞在して、その写真を自宅に持ってきてくれたことがすべての始まりです。これがなければ今の私はカナダにはいなかったでしょう。その父の写真がきっかけで、それからというもの日本での高校生活は、辛い受験戦争から脱出してカナダの高校や大学に入りたいなと考えるようになっていました。しかし、金銭面的に3兄弟の末っ子で海外で学校に通いながら生活するなど、夢のまた夢の話でした。留学以外の進路選択の中で自分の進路を考えたとき、教科の中で一番得意な数学か体育の道に進もうと何となく混沌として頭の片隅にありました。高校2年生、学校の中では進路相談の先生が「そろそろ進路は決めていかないとみんなに先を越されるぞ」と全体集会で声を上げていました。それは、私の性格上全くピンとこなかったのですが、その集会の1週間後に担任の先生が(私の恩師です)2者面談で、「今頭に浮かんでいる進路はあるか?」と質問があり、素直に「なんとなく数学と体育です。」と答えました。面談の中で、正直どっちかで迷っています」と相談すると、「自分の一番好きな方に行きなさい。」と優しく声をかけてくれました。そこからはもう「体育だ!」と迷わず決めました。周りに、体育は職につけないよ、とか厳しいからきついんじゃないの、などと言われました。しかし、その時の先生のアドバイスの「何か」が体育の進路という決断に対して私の背中を押してくれた気がします。
これが第1の大きな決断。「高校進路」

次に第2の大きな決断。
大学時代は、沖縄から出て茨城県にある大学で体育学群に入りました。
体育学群の中では学ぶことが幅広くあり、1・2年生は基礎科目や専門分野のそれぞれを広く浅くつまむ感じで授業をとっていきました。大学3年生には自分の専門分野を決めなければいけません。ここでまたもや、大きな決断がやってきました。この専攻で大体全員の進路が変わっていきます。教育系に行くか、マネジメント系に行くか、コーチング系に行くか、3つのストリームの中から一つ選ばなければいけません。その中からの専攻選びです。選択肢の多さに何を先行すればいいのか呆然としました。ここで、進路選択を間違えると就職先まで決まってしまいそうで、もっと悪く言えば全く予想していなかったり、興味の無い分野の仕事に就いてしまうのではという、一種の恐怖心がありました。
ここでも救世主登場。大学1年生から学生寮でたまたま部屋が隣だった同じ体育学群の友達が親友だったので、その悩みを相談。すると、「野外運動研究室にしたら?オレはその研究室にするけど、何か楽しいみたいよ!」内容を聞くと、3・4年生で3回の野外研修があり、宮城県での登山キャンプに始まり、長野県での雪上実習、そして最後には沖縄での水辺実習とのこと。運動好きで沖縄の自然に囲まれて育った私は、これは即決でした。「自分が好きなことをやろう。」そう決めるとその日に「野外運動研究室」へ登録願いに行きました。
これが第2の大きな決断。「大学ゼミの進路」

最後に第3の大きな決断。
専攻が決まり、研究室も決まってやっと落ち着いたと思ったのは束の間、今度は就職活動というフレーズをよく耳にするようになりました。その頃、学校の教員には興味があったので教職はとっていましたが、自分の中で卒業後にストレートで教員になるということに不安がありました。理由は、大学を卒業しただけで、十分な教養と知識、経験があるとは思えなかったからです。つまり、教員になった後で、いざ教壇に立ち学生を目の前にして、本当に自分の学んできたことや経験を話すことはその時の自分では無理だと思いました。学んでいる学生は、みんなが公務員の子どもではなく、会社員や自営業、農家、大工、電気技師、ナース、弁護士、本当にいろんな背景を持った親御さんからの子ども。または、親がいない子どももたくさん学校で勉強しています。自分自身がそういった広い視野を持って、身を持って経験していかないと本当の意味での理解はできないと思いました。ちょうどこの時、再度思い出したかのように高校生以来の「留学」という選択肢がでてきました。他にも、社会に出てお金をたくさん稼げる商社や大手企業なども就職の選択肢としてありました。進路に悩んでいる中、大学4年生になり沖縄での水辺実習がやってきました。実習最終日にスキューバダイビング後の夜のキャンプファイアがありました。そこでの振り返りの際に、ふと、「今こうやって、自然の中で自分の好きなことをしていて、この幸せな感じはなんだろう。もし、お金の稼げるところに就職して、こういう余裕を持てない忙しい生活をしたら、お金持ちになってもはたして幸せなんだろうか。」と考えました。ここも、はっと我に返って、「好きなことをやっていこう」と決断しました。
これが最近の中での大きな決断です。「就職進路か留学」

そうして今はカナダにいます。留学を決断しました。最後の決断には、親や周りの友達もびっくりしていて、新卒で就職活動もろくにしないで留学という決断は、今の日本社会の中では稀なようでした。ここでの私は、誰かに強く勧められたからではなく、自分の意思で周りに流されず留学を決意していました。大学卒業後、すぐにバイトを始め、9月(カナダの入学月)までに留学費用を捻出するために、5か月間、週に12~13回ほど働きました。普通は週5が当たり前ですよね 笑 その努力の甲斐もあって、留学をスタートすることができました。

私の最初の留学の地は、ユーコン準州。カナダの左上に位置する地域です。
ここは、ウエストが始まって以来、ユーコンに行く学生は私が初めてでした。ユーコンカレッジという州立の大学で、英語を勉強し冬の野外活動という野外教育に関連したコースも受講しました。
その8か月後、留学資金が帰りの片道日本行きチケットを買えないほど尽きていたため、場所を変えて、バンクーバー島にある小さな町コモックスという地域に引っ越して、2店同時にアルバイトを始めました。厨房と皿洗いです。食べるためには、仕事を選んではいられません。しばらくしてある程度資金に余裕が出てきたところで、中古の安いボロ車を買っていろんな場所へ行きました。他にもアルバイトだけではなく、地域のコミュニティーセンターと呼ばれるところで、キッズキャンプのボランティアをさせて頂いたり、野外教育センターでプログラムをお手伝いするボランティア兼インターンシップを始めました。同時にウエストからも野外教育イベントのお手伝いで声をかけて頂いていたので、こちらも快く引き受けました。

ここでのアルバイトもとても良い経験ではありましたが、せっかくカナダにいる以上、カナダでしかできないこと、好きなことをやりたいという一心で代表の美和に相談。「野外教育を一緒にやらせてください。」という一言に「いいんですか!お願いしたいです!」とご返答をいただきました。
というわけで、現在ウエストコーストで野外教育インストラクター・留学生アドバイザーとして、学生さんにできるだけ多くの自然体験や文化体験をしていただこうとイベントをコーディネートしております。

前置きはとても長くなりましたが、これまで出会った人や、触れてきた世界中の価値観、食べてきたものから、何から何まで私にとって新鮮で、人生の教養になるものばかりでした。今、これまでを振り返ってみると、これまでの私のような大きな人生の決断は、誰にでも時間は違えどやってくると思います。そしてそれは全てが「進路」に関してです。この決断は、日本の競争社会が生み出す受験やシステム、新卒採用、年齢を気にする社会があるために進路相談に迷う多くの人がでてくるのだと思います。私がラッキーだったのは、周りの人にタイミングよく助けられたから。それは、「自分の好きなことをやってみなさい。」というアドバイスから始まり、うまくその波に乗れたから。新卒の波からは大きくはずれましたが、今は全く後悔しておらず、やりたい事をやらせて頂いて幸せです。
カナダの社会は、子どもの才能を伸ばす教育が根本にあって、協調と共存を重視した差別のない環境が成り立っています。今の日本の学校や社会で、少しでも「何で?」と疑問にもつ方がいるとしたら、その答えを見つけ出せる国なのかもしれません。

もし、カナダ留学を決めかねている方がいましたら、最後は自分次第です。
ひとりひとりの留学を最大限まで有意義なものになるように皆様と一緒に「決断」のお手伝いができると光栄です。

カナダバンクーバーでお待ちしております!!

ちばりよー。



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