ボールペン、って日本では呼ばれてるけど、

英語でもボールペン?

 

というご質問を、親子さんから頂きました。

 

確かにー、気になるところですよね☆

 

ということで、今回はペンに関する言い方特集です。

※ ネイティブによる監修済み☆

 

まず、pen と言うと、

ボールペンを意味することも多いのですが、

 

正式に言うと、ball point pen 

となります。

 

ちなみに万年筆は、fountain pen (ファウンテンペン)。

 

じゃあ、マジックは?フェルトペンは?と

他にも色々知りたくなってしまうので、

ざっとご紹介☆

 

まず、油性水性に関わらず

マジックやサインペンなどのペン類に関しては、

Marker(マーカー)または felt tip pen と言います。

 

Felt tip pen とは、

フェルト(felt)がペン先(tip)に使われているペン、

という、要は、

ペン先が、フェルトなどの繊維質の材質のもの

という意味なので、

 

ボールペンのような、ペン先の堅くない

マジックペンやサインペンのことを、指すんですね。

 

また、アメリカではマジックやサインペンのことを、

Sharpie (シャーピー)とも呼び、

恐らく商品名から来てると思うのですが、

アメリカでは、とても一般的に使われている言葉です。

 

こんな感じ↓

 

それから、油性、水性の言い方は、

 

- 油性:

 

一度書いたら、ずっと残るよ、との意味で

Permanent(パーマネント)という言い方があります。

 

なので、permanent marker と呼ばれたり、

 

それから、油がベースになっています、という言い方の、

Oil-based.

Oil-based pen とか、oil-based marker となりますね。

 

- 水性:

 

水性ペンは、ずっと残らないよ、という意味で、

non-permanent と言われる他、

 

water-based という言い方も。

water-based marker, water-based pen

または、non-permanent marker

などと呼ばれますが、

 

もう一つ、

 

水性ペンだけでなく、水性絵の具とか、

特に子供向けの文房具やクラフトグッズに、

よく使われている言葉ですが、

 

これ、べったり付いちゃっても、洗い流せますよ、

という場合に、

 

Washable (ウォッシャブル)

という表現が使われます。

 

Washable pen とか、

塗料(絵の具など)の場合は、washable paint

という具合に、なるのですね☆

 

あとは、ご参考の為の補足情報です:

 

- Friction pen:

これは例の、消しゴムで消せるフリクションペン。

 

- Highlighter (ハイライター):

蛍光ペンのこと。

黄色い蛍光ペンは、yellow highlighter 

ピンクなら、pink highligher という具合に。

 

あとそれから、シャーペンって何ていうのか、

気になるところですよね!

 

シャーペンというのは、和製英語で、

正しくは、mechanical pencil(メカニカルペンシル)ですが、

 

実はアメリカでは、シャーペンのことを、

Pentel (ぺんてる)、とも呼ばれているのです!

 

ぺんてるって、あの有名な、

日本の文房具メーカーですが、

(※アメリカでは、

ぺんてるってアメリカの会社だと思っている人が、

実は多数いる模様)

70年代後半くらいに、シャーペンは日本から、

アメリカに入ってきたものらしいです。

 

それが恐らくは、ぺんてる製のものだったのでは、

と思われ、

 

以来、シャーペンはアメリカで、

Mechanical pencil とも呼ばれる一方、

Pentel とも広く、一般的に呼ばれるようになり、

Pentel と言えば、シャーペンのこと、

というふうに、定着したようですよ^^