以前のブログでも、折に触れお伝えしましたが、
アメリカでは、大人も子供もTPOを守る、
ということを、かなり徹底しています。
じゃあ、TPOを守るって、具体的などんなこと?
という疑問が出てきますよね。
なので、今回は具体的な例をあげて、ご紹介したいと思います☆
例えば、何かのセレモニーや、特別な場での観劇の機会などに、
大人だけでなく、小さな子供も、
その場にそぐわないカジュアルな格好はしていかない、
というルールもありますが、
親子でアメリカ旅行、という場で、
守らなければならなさそうなTPOとして考えられるのは、
主に飲食店での飲食の機会、ということでしょうか☆
大概の場合は、カジュアルな服装で全然オッケーですが、
たとえカジュアルであっても、お店によっては、
「サンダル履きで、あまりにみすぼらしい恰好では、
入店しないで下さい」と、断り書きを掲げているところもあります。
普通の飲食店では、まず問題なく入店できますが、
ちょっとよさそうなお店や、個性的なお店の場合、
事前にお店のドレスコードをチェックしておくのが、安全でしょう。
それから、私の住んでいたワシントンDCでのTPOですが、
たとえ水分補給が目的だから、とはいえ、
公共の乗り物の中で(特に地下鉄の中)で、
飲み物を飲む、という行為は、厳しくとがめられるようです。
もしかしたら、テロの問題だからなのでしょうか。
あと、公園で飲酒をするのは、アメリカでは違法なので、
お気を付けを☆
それから、エスカレーターのある場所で、
日本だと、よく子供がふざけて、
下りのエスカレーターを、上にのぼってみたり、
またその逆をして、楽しんだり、
なんていうことをして、
日本人の大人だと、
またおバカなことやって、しょうがないなぁ☆
と、大らかに受け止めてくれたりしますが、
これ、アメリカでは絶対にやらないで下さいね。
身近にいる大人が、そうした子供の行為を注意しなければ、
その注意をしなかった大人も含め、
近くにいるアメリカ人から、かなり厳しく注意されてしまいます。
あと、似たこととしては、
公共の場で、ちゃんとおとなしく行動しなければならない時に、
子どもがふざけて、
行列整理の為のパーテーションポールなどを、
いじったり、倒したり、
奇声をあげたり、走ったり騒いだりするのを、
そばの大人がきちんと注意をして、正さずそのままにしていると、
周りの大人、
それが警備の人であれば、
間違いなく非常に厳しく注意をしてきます。
マナーにかなっていないから、という理由もありますが、
こうしたおふざけが、大きな事故につながりかねない、という、
安全確保の意識からも、
アメリカでは、こうした点を黙認することはしないんですね。