おはようございます。

農家さんとママを繋げて子どもの未来を明るく照らす
Sunny bridge の塩谷です。
 
 
私が住んでいる郡上八幡は
水の町としてとても有名です。
ここに引っ越してきた時に、
おじいさんに
「ここは水があちこちに流れとるで、
   悪い気も流れてくで。
   いい空気やぞ」
 
と言われ、なるほどなあと思っていました。
 
 
 
確かに我が家の家の前にも、
用水路が流れていて、
当初は娘さんが落っこちるので
ヒヤヒヤしていました。
ふと振り返るといるはずの娘がいなくて
絶叫した思いでもあります。。。落ちておりました。
が、気を流してくれるならありがたい!
 
物は考えようですね。
 
そういえば、
私が越してきてから我が家に泊まりに
来てくれた友達も
「空気が違う!澄んでる!」
と喜んでくれてました。

 
だったら、各オフィスにも
小さい池を作ったらどうかと
考えていた私です。
オフィスに池、いいですよね〜。
 
 
さて、今日はSunny bridgeが目指していく
私たち消費者も作り手の生産者さんも両方幸せになる
「ハッピートレード」についてです。


郡上では、じいじやばあばがお野菜を作っている
お家がとても多いように思います。
とっても恵まれた環境ですよね。
娘も昨年の夏は、じいじのお家に行くと真っ先に
トマトが植えてある場所へトマト取りに行っていたくらい
場所を覚えていました。

食べたいものを畑から採って食べれるって幸せですよね。
決して当たり前じゃないなあとじいじに感謝。
と同時に、頭の中で
今までの教え子ちゃんたちの喜ぶ顔が浮かび上がり、
「こういう体験をしてほしい!」と思ったのです。

でも巷にあるような「◯◯狩り」というよりは
もっと生産者さんと近くなってほしいと思い、
各家庭に交流できる専属農家さんを持ってもらえたらと。

そうすることで、
農家さんのお野菜への思いを感じることができると共に、
お野菜が作られている過程を、しっかり知り、目で見て、
手で感じていくことが出来ます。
 
 
スーパーで「買う」という行為だけでは出来ない体験を
共有して欲しいのです。
 
 
「野菜食べてれば身体にいい」
ではなく、どんな農家さんがどんな思いで作っているのか、
そこを知るか知らないかでは大きく違いますし、
 

きっと子どもたちも「あのおじちゃんが作ってるやつだ!」
と母子ともに大事に大切に食べ切ると思うのです。


こうして消費者側は、
買うという「消費」を通して
農業を知り、生産者さんを知り、
そして「食べる」ということを知ります。


生産者さん側では、
私たちの野菜への意識を変えていくことで
規格外の商品も売ることができます。

さらには、私たち消費者が生産者さんの
思いや背景を知ることで「安さ」だけに
目が行くことなく正当な「金額」で購入
していくことにも繋がってきます。

近年、農業では「跡継ぎ問題」がとても
深刻化しているようです。
若者の間で「農業では食べていけない」
というイメージが定着してしまっている
ようで、農業離れが進んでいるとも。

そうなると、私たちは地元ならず
極端に言うと日本のお野菜を食べれ
なくなる日も来てしまう?

誰もそんなこと望んでいないですよね。
でも、じゃあ誰が作ってくれるのか?

となると今頑張ってくれている方々を
「買う」ことで応援し、
さらには「正当」な価格で販売されることで
跡継ぎの方にも安心して農業に専念して
いただけたらと思うのです。


野菜や農業は「生き物」です。
天候で左右されやすく、予想外のことも
起こります。
そういう所まで私たちも理解することが
できたらとても明るい市場が作れると思っています。
そんな明るい市場をSunny bridgeは目指して
いきたいと思います。

今日も読んでいただきありがとうございました。