こんばんは、
農家さんとママを繋げて、

子どもの未来を明るく照らす

Sunny bridgeです。

 


今日のタイトルは何だか童話みたいな質問になってしまいましたが、
 


「128円の大きい大根と200円の小さい大根、どちらを選びますか?」


この問いに対して少し前までの私は、
一応迷うけれど、でも「決め手」がなく、前者を選んでいた人です。


スーパーマーケットでは、いつも焦って買い物していた思い出しかない残念な私。
 

仕事帰り、スーパーに立ち寄り、
「旬な野菜」を選ぶというより「調理しやすそうなもの」を、
なんとか食卓の上に並べて「夕ご飯」にしやすそうなものを。


産前休業に入った辺りから、色々な方と出会うご縁のおかげで
自分の生活全体を見つめ直すことができました。
その中でも、大きく見直した分野が「食べ物を食べること」です。


食について知っていくうちに、原点に戻っていくうちに、
当時住んでいた一宮では、大体「何をどのお店で買う」か定まってきており、
さらにはその「買い物」をとても楽しんでいる時に決まった旦那さんの転勤。


「私の楽しみが。。。」なんて思っていたのですが、
住み始めると朝市があったり、マルシェがあったり、地元のスーパーの面白い品揃えに気づけばとても快適!まさしく「住めば都」ですね。


郡上市内の至る所で、農家さんが作った新鮮なお野菜を手に入れることができることも魅力の一つ。
私は、郡上市大和町の道の駅にある朝市や明宝にある朝市によく行っているんですが、
そこでは農家さんが自分の手で商品を棚に並べているので色々お話しすることができるんです。


「この白菜、虫のおまけつきやで〜!頑張って取ったけど取りきれてないかもしれん」
「この大根曲がっとるけど美味しいんよ〜。見た目悪いもんで売れ残ってまうけど」

などとにこにこ笑顔で話すチャーミングなおばあちゃん。


以前までの私だったら、虫が付いているということにとても抵抗を感じていました。
しかし、「このおばあちゃんのお野菜を買いたい!」と思うようになるとさほど気にならない。

いつしか、見た目や値段よりもいつもお話しする「おばあちゃん」のお名前の野菜を朝市で探すようになりました。



また、私の婚家の父が、趣味で野菜を育ててくれているのですが、
本当にたくさんの手間暇をかけて大事に大事に育ててくれているのを間近で見れたことも私にとって気づきのきっかけとなりました。



畑の野菜をいざ自分で収穫してみると、
「ほうれん草」は、スーパーに並んでいるような綺麗な束にはならないし、砂を落としきれていないまま茹でて「じゃりじゃりする」と言われたり!
「なす」は、まっすぐなナスを集める方が難しいかも?
「ブロッコリー」は、畑から採ってきて茹でるとフツフツと浮かんでくる何か。。そう虫さんがたくさん挟まっていたようです。。
「里芋」に関しては、土を洗い落とすのが大変!!


 
以前の私だったら、茹で上がった虫を見たら大絶叫ものなんですが、


 
こうして、郡上に暮らすようになり、
「買う」専門だった所から、生産者さんと触れ合い実際自分も畑に行くことで、今まで幼い頃から植えつけられていた野菜=スーパーに並んでいる形が整ったきれいなものという価値観がどんどん変わっていきました。



言ってみれば、「そりゃ虫だって尽くし、葉っぱも食べられてるよね、美味しいもん」
といった感じでしょうか。


 
何よりスーパーでは、
一番美味しい大根の葉っぱが切って売られていたことにより、私は約30年もの間大根の葉っぱの美味しさに気付けなかったのです…(涙)
 
 
 
今では、葉っぱ目当てで大根を買うほど大好きで、我が家では取り合いで、一度ケンカになったほどです…笑
 

 
 
改めて、私が見てきた野菜ってなんだったのかなと思い返す日々。
 
 
 
腐らせてしまったこともあったな。
(農家さんごめんなさい)
 
 
 
 
そして、子どもや生徒さんたちには
たくさん自然に触れて学んでほしいと思っていたし、「食育」も大事だわ〜と思ってましたが、
 
 
気づいてしまったのです。
 
 
 
 
「一番大事なことがここに全部あるやーん!!」と。



「お野菜も残さず食べなさーい!!」
と言う前に、子どもたちにしてあげたいことがある、それこそがSunny bridgeでこれから行いたい農業体験であり、買うだけでは知ることが出来ない部分を知り体験することで、
 
 
作り手を敬う気持ち、
食べものに感謝する気持ち、
手間ひまかけて食事を作ってくれる人へのありがたさ、
 
 
 
全部繋がっていくと思っています。


 
今日のタイトルの結びまではまだ先なので、
続きは次回書かせていただきます。
 
 
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!