ポチるか…… | Just a diary

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コロナで世間が騒がしくなった頃だから、4、5ヶ月前だったかな?

東京に住む妹から近況伺いのLINEがあった。その中で、


「まーちゃん←(妹はこう呼ぶ)前にチョコチップクッキー作ってたでしょ?あのレシピ教えて?」


ん?チョコチップクッキー?、そうそう『アーミッシュが教えるトールハウスクッキー』のことね?


てか、前にって何十年前よ?最近全くお菓子を作らないわたしは思う。

確かにこのお気に入りのクッキーを作って妹や姪っ子に食べさせてた記憶がある。
覚えていたんだ。



お菓子は二十代の頃から作っていた。
「天国に一番近い島」の森村桂のお菓子愛を綴った本や、赤毛のアンの「レイヤーケーキ」、小公女に出て来る『屋根裏部屋での豪華な食事』

田舎のこれといった娯楽も無い少女が憧れても不思議は無い。











まだ作ったことのないレイヤーケーキ







なにものかの手によって美しく設えられた屋根裏部屋。シルバーに輝くクロッシュで覆われた食事を何度夢想しただろう



お菓子作りは性に合っていた。
学生時代、化学反応式が好きで、甘いもの好き、


「これとこれを組み合わせたらこうなって……」化学の実験みたいなお菓子作りは、レシピその通りに作ればたいがいは失敗しない。



また納得するまで同じものを作る頑固な性格は、長じて友達の結婚式の小さなケーキを作るまでになった。


決して器用な人間では無い。
不器用な部分と、本の中のファンタジーを愛してやまないところが組み合わさって、お菓子の本がボロボロになるまで読み込んでいた。

そのなかにnonnoのケーキブック・パート2というのがあって、






この中に、







トールハウス・クッキーと言うのがあった。



お菓子作りの始まりはクッキーが多い気がするけど、その後数々のクッキーを作った中でもこれは格別。


材料が少なくアレンジが利くこと。
簡単で子どもでも作れそうだけど、味は最高。
気取ってなくて、作りながらも楽しいレシピ。


けどね?この本、多分前前回の引っ越しの時に手放しちゃったの。

文庫本やら料理本、本が増えすぎて処分しちゃったんだな。


ネットでこのページ、拡大してジーっと眺めたけれど、肝心の材料の分量が分からない。

レシピを欲しがった妹には、検索かけたトールハウス・クッキーで似ているレシピを送ったけれど、わざわざ「あの」と指定されたんだから、やっぱりほしいや、このレシピ。


と言うわけで、ただいまこの本を探し中。
2500円は高すぎるので、もう少し手頃な値段のを探してる。

ケモ入院で病院に来てるしちょうどいいかな。