昨日7月7日(火曜)は、第4回オプジーボのケモ日だった。
月に2回のオプジーボの点滴が、医療での唯一の治療。
月に1回レントゲンで肺の様子を見るのは、どんなところに副作用が出るか分からないオプジーボの中でも、間質性肺炎の症状を疑うからなのか。
パクリタキセルとサイラムザの時は、脱毛、手足の先端のしびれ、鼻血、血圧の上昇、様々なはっきりとした副作用を伴ったのだけれど、まだ回数が少ないせいか、オプジーボ点滴後の副作用がはっきりとは出ていない。
せいぜい点滴後、午後の検温が38度に近くなって、夜遅くなってからや朝の頭痛があるくらい。
今回は頭痛も無く、前回の甲状腺の腫れによる(と思われる)動悸も無くなり、極めて快調。
ケモ後の食欲が無くなるのは、ベッドの上に横たわるだけで普段と運動量が違い、お腹が空かないだけかもしれない。
医学的治療はこのケモ入院だけだが、今やっている仕事が治療の手助けになっているんじゃないかと思う。
足腰を使う体力仕事だし、キャディをやる時はこれに「考える」が加わる。
お客さま相手の仕事だから、相手を不快にせず、なおかつ円滑に楽しくプレーをしていただくために「動き」「考える」
その中で自身の体調も分かる。昨日は斜面に上るのが楽に出来たのに今日はちょっとしんどいな?とか。
よくお年寄りが足を怪我されて動けなくなり体調まで崩してしまうのも、体を使わなくなると人間て本当に弱くなってしまうからなのか。
6月の後半辺りは、甲状腺が腫れて(今回血液検査で2つとも数値が下がった)動悸があり、キャディの仕事の途中でドキドキし始めて大丈夫か不安な時もあったけれど、今は問題無く動けている。
ドキドキしてた時期にお客さまの「ホールインワン」もあり、いろんな意味でドキドキハラハラの時期だった。
昨日の夕方の巡回で「どうですか?」と聞く外科医の先生(一番偉いY先生、面白い)に、「あ、元気ですっ」って応えたら、
ベッドのカーテンの上から顔を出したM先生が(手術後の点滴でアンパンマンみたいになったわたしに「女の子だからメロンパンナちゃんでしょう」と笑わせてくれた優しい先生)「いつもですね」って茶々を入れて、この病院で安心して治療が受けられるのは、このおもろい先生たちのおかげだと思った次第。有難いことです。
2020年 7月8日