いよいよ期待の新薬オプジーボ投与も3回目となりました。
処置室で大量の血液を採取され(調べる項目が増えた気がする)レントゲンで胸の撮影をし(想像だけど、副作用のうちの間質性肺炎の症状が出ていないか観察してるのかな?)わたしの主治医の診察を受ける。
診察室の椅子に掛けると目の前に胸部のレントゲンがでかでかと。う~ん前と変わっているやらいないやら、一向にわかりませぬ。
ぐるっとこちらに向いた主治医が聞く「どうですか?」
今回のオプジーボ、あまり副作用の出ない薬と言われているらしいが、わたしの中では何かが起こっている気配が。
前回オプジーボ投与の後の発熱や頭痛、ふらつきや動悸など今までに無い症状が出たので気になって、主治医に説明する。
「この間のオプジーボ治療の後頭痛が出て、その後もふらつきや耳鳴り、動悸がありました。熱中症だと思って水分や塩分をとったら調子が良くなりました」
動悸で主治医の瞳がキラッと光ったように思えたらこんな説明が。
「今回血液検査で甲状腺機能の数値が少しだけ上限値より高いです。汗をかいたり痩せたりとかありますか?」
「いいえ。汗もかきにくい体質ですし、少しなら痩せてくれてもいいです」
友達が差し入れしてくれた角煮を丼にして2日続けて夕食にしたわたしが答える。
「このまま数値が下がらないと甲状腺が心配だし、オプジーボも休薬しなくてはならないので、明日専門のドクターの診察を受けて下さい。2時から診察が始まるので入院してそのまま受けたらどうですか?」
いつも入院の翌日は、バイタルとって異常が無ければ午前中に帰って家でゴロゴロしている。う~ん一度帰ってまた病院来るよりかそのままいた方がいいかな~と考えたけど、引っ越し前のカオスとなった部屋を思うと、一度帰る事にする。
わたしの主治医曰く、甲状腺の専門である「にぎやかなドクター」H氏ってどんな先生なんだろ?
ただいまオプジーボ投与中。
久々の1人だけの部屋(大部屋だけどね)嬉しい。
病室に上がって来る前に行ったローソンでマスクを褒められて嬉しい(友達にもらったブルーのコットンリネンの地に白いデイジーのテープが縫いつけてある)
病室に案内してくれたナースとちょっとだけ立ち話。「○○さん来ると色々話できて楽しい」と言ってもらえて嬉しい。
6月21日は日食があったね。この日は過去のいろいろなことが移り変わっていく時なんだって。
どうか良い方へ変わりますように。