ここのところテレビを見ていても、米国でのアフリカン・アメリカンに対する過剰な暴力や、某国副総理の「民度の違い」発言で眉間のシワが深くなるばかり。気分はウツウツとしたまま。
そんな中、久しぶりの50組近い来場者を迎えたゴルフ場。
50組近い組数があると、スロープレーのお客さまが何組かいただけでいろんなことに支障をきたすんですな。
で午前中、そんな中の1組を休憩時間少なくなるから引っ張ってきてとのお達しが。
「う~むINコースの最終ホールか~」
キャディの仕事は好きだし、引っ張ったお客さまから「午後も来て?」と言われることが多いから行くのはいいんだけどね~。
なんつーの?最終ホールだといきなり過ぎて、お客さまに依っては「え?なんで?」と思われたり、優しい人だと「あ、すみません、がんばります、急ぎますあ、あ、あ、あ、」なんか挙動不審になってゴルフがゴルフじゃなくなっちゃう組とか。
今日は後者だった。30歳になったかどうかの4人組で1人はまあまあやったことありそう。
他の3人は初心者。
「ちょっと前が空いちゃったからカート運転しますね?」
いきなりわたわたと急ぐみんな。急いでもボールが飛ぶわけで無し。
知らないおばちゃんに見張られてのゴルフは、さぞや居心地悪かったであろう。
そのうち一番上手な男性が「特設ティーまで行っていいよ」と全く打てない仲間に言う。
おお、なんて気の効く若者だろう。
特設ティーまで行ってからも右手のOBゾーンに入っちゃった初心者くんのボールを拾いに行ってグリーンに戻ったら、全員パターが上手い。え?
カートでクラブハウスに戻って短い休憩時間を告げられても「僕たちが遅いのですから大丈夫です」
おおなんて良い子を育てたの。この若者のお母さんに感謝。
午後のOUTコースは遅れること無く帰って来た男子4人。
午前中ペースを乱した反省もあって、柱の陰でそーっとお迎えしてたらリーダー格の男子「さっきはありがとうございました。助かりました」
民度の違いって言ってた某国副総理さまよ、難しい言葉は分からないけど、この方たちの個人的な民度の高さは分かる。相手の立場を想像出来るかどうかにかかってることが。相手を言い負かしてそれで勝った気になってるのはあまりに情けない。
この男子が聞いてくる「今日お風呂使えますか?」
「今日はシャワーだけです。人数制限もあるみたいです」
「人数制限て、誰がカウントしてるんでしょうね?」←わたしが聞いてどうするよ?
リーダー格の男子「自分たちで数えて制限するんですかね?」
わたし「ドアがらがらって開けて1人2人……あ、あと3人だからお前ダメな?とか?」
リーダー格の男子「それって裸で数えるんでしょうか?」←キラキラおめめで笑いながら言ってた。
知らんがな!笑
民度の高い男子は笑いのセンスも良かったのでした。
この後画像を貼ろうと思いましたが、アメブロに怒られたらイヤなので止めました。
どんな画像かは、各自がご自由に想像なさって下さい。