この日駅近くの勝沼朝市(塩山朝市も同時開催)に来ていた4人。
↑ネットからひろいました。
11月のケモ入院で仲良くなったyuriさんご夫妻が、この市場で餃子とアップルパイを販売しつつ、旦那さんがギター弾いたりしてるので遊びにおいでよと誘われたんだ。
ゴスペル仲間のSakuくんに面白そうだから行こうぜ?と。
会社のAyumiちゃんも映画の好みがめちゃめちゃ合う話の楽しい女子。いつも休憩時間におしゃべりしてたので、この際だから勝沼朝市行ってみる?と誘ったら快諾。
朝市は9時から12時まで。10時過ぎの待ち合わせで朝市で合流。
挽きたてのコーヒーを楽しんだり、焼き鳥やなんかを堪能してる内にお開きの12時に。
あっという間に古着屋からアクセサリー、自家製野菜編みぐるみ、占いからお茶などのテントが撤収されて、広場が出現した。広場の椅子に腰かけしばしの歓談。そのうちハンドクラップの「2週間で10キロ痩せるバージョン」にトライするAyumiちゃんの娘Mone&わたくし。パプリカも踊ったし。
いつの間にか3時近くになって、お腹も空いてきたしどこか行こうとなってココスに決める。
朝市開催場所正面の市役所に車を停めたAyumiちゃんに乗せてもらいわたしの停めた駐車場に向かう。
(えっと中央通りの看板通って来たんだから)「ここを進んだら右に曲がって?」(そしてしばらく行ったら右方向に曲がるんだったな)「んと、ここ右に曲がってちょっと行ったら右手に見えてくる……」……………
無いっ!駐車場が無いっ!
2回ほどくるくる回ってみたけど駐車場は見あたらず……
「降りて歩いたらきっと思い出すはず!Sakuくんもココス行っちゃってるし、Ayumiちゃん先に行って待ってて?」
自身が相当な方向音痴と自覚してるので、いつもはスマホのナビを設定した後動くのだけど、目的地(広場)から徒歩10分以内の駐車場に迷うなんて!
さかのぼって当日の朝。両者を知ってるのはわたしだけなので早めに出かける。
朝市広場の前に市役所の大きな駐車場があるのでそこを目指す。
すると市役所まで行く途中にパーキング🅿️誘導の係員が。
市役所のかなり手前で左に曲がるよう誘導している。え?市役所に停めるのはどうなった?
わたくし!自慢じゃないけれど方向を示して下さるお方がいれば一粒ほどの疑いも差し挟まず従います!どこまでも信じます!
係員は左に行けと旗を振る。この先にあなたの目指す場所が必ずあるはずだから行けと言う。
はいはい左に曲がるんですね?
しばらく道沿いに走ると、次の係員が🅿️の目印と共に立って右に進めとわたくしを促す。
ガッテン!右に進むんでやんすね?
言われるがまま右に曲がるわたくし。
地元民ではあるものの一度も通ったことの無い田舎道。広場まで行けるかな?とちょっと不安になったけれど、車を停めた朝市参加者がぞろぞろ歩いて行く。
道に迷ったら前の車(人)についていく習性のあるわたくし。前を歩く人々をひたすら追いかける。
へー線路沿いの道を行くのね?のんきなお散歩気分。天気はいいし、今日遊ぶ仲間はなんか気心しれてて解放される感じがするのよね?朝市にぎわってるみたいだから楽しみだなあ。
その時はこれから起こる冷や汗脂汗総動員の事態が起こるとは知る由もなかったのである。
さっきまでの楽しい気分はどこへやら。自分の車を停めた駐車場を探すなんて前代未聞のことをやらかしてしまったのである。
それは歩きましたとも。だって誰に聞ける?
「わたしが車を停めた駐車場はどこですか?」
返事はどう?どうやって答える?
「知らんがな!」一択だよね?
えと?あなた今わたしに聞いてるネ?あなたが車を停めた駐車場はどこか、通りすがりの赤の他人のわたしに聞いてるネ?
「知らんがな!」
たぶんそう。