世の中子供や超高齢者を除いたら、大多数の人が持っているスマートフォン。
一昨日スマホをカートで轢き壊して、どんな気持ちになったかを書いておきます。
一昨日はまだ台風の影響で中央道も移動時間が普段よりかかり、電車も本数が少なくなっていたためかゴルフ場への来場者は極端に少なかったのでした。
ひととおりスタートのお客さまを見送った後、マスター室のT氏がわたしに言います、
「よねさん←わたしね?お願いがあるんだけど」
「コースのキノコ取って来てくれる?増えすぎてジャマだって、お客さんがいてね」
やれやれと言う表情でT氏が言いました。
マスター室って通常の仕事の他に、お客さまの要望に応えるいう厄介大切な任務があるんです。
クラブを落としたから拾って届けて欲しい、前の組が遅いから何とかしてくれ、クリスマスのリース作りにコース内の松ぼっくりが欲しいから拾っておいてね?
その中にボールと間違うキノコがジャマだと言うのがあったようです。
渡りに船!と喜ぶわたし。
手の空いた時は、マスター室周りの庭の草取りしたり、ムスカリや松葉菊を植えたり、キノコの観察をしたり、
そんな訳ですから手ガンナ持っていそいそとコースに向かったのでした。
スマホはカートの前ポケットに入れて置いたのですが、時間を見るのに取り出してそのままスタッフジャンパーの横ポケットに入れたようです。
キノコ取りに夢中になって、ふと気づいたら
スマホが無いっ!
何処を探しても無いっ!
急いで来た道をたどるのですが、いかにせんゴルフ場は広すぎです。
観念してマスター室のMさんを連れて、呼び出し音を鳴らしながらコースを走ります。
10番から11晩ホールに行き、「Uターンをこの辺でして……」と戻ろうとカートを走らせてすぐに、
「あーーーあったーーー!」
Mさんの声がわたしの耳に入ると同時に、何か硬いものに乗り上げた感覚が……
拾い上げたスマホは、ガラスが大きくひび割れて、スイッチを入れた画面には細長いスフィンクス風の模様が見て取れます。
終わった……スフィンクスを見て妙に納得したのでした。
お客さまでコースにスマホを落とし、粉々になったスマホを前に肩を落としているのを見たことがあります。
落とす前はもし無くしたらものすごく困るだろうと思っていたのですが、半休をもらいauに行き、長いこと待たされる間に、
あ!スマホ無くても大丈夫!と思えて来ました。(病気を宣告された2年前から、物事に動じなくなってます←副作用?笑)
データのバックアップが出来なかったら、連絡先が分からなくなるかも?と言われて、
もしそれでも、連絡とりたい人には何としてでも連絡取るだろうし、いざとなったら会いに行っちゃえばいいんじゃないの?と思えたの。
不便にはなるけど、壊してめちゃくちゃ心配する機械って変だもんね?
依存するくらいなら、電話機能のみがある何かを探せば良いかと。
と、思ってはみたものの、
アメブロこのまま放置したら、
なんたって入荷闘病カテゴリーなものだから、
料理ブログや、
婚活ブログや、
趣味のブログや
なんかと違って、
予定外の心配かけるかも?と思うとなかなか止められない?笑
もし、遠い将来にブログの更新無くなっても、キノコを求めて旅をしてるんだなと思われたら素敵。
データはauお預かりにしてあったので、その場で新しい機種に移行してもらいました。
めでたしめでたし。