いえね、わたしだってどっちかってぇと不器用な部類に入るだろう。こうと決めたら頑固で譲らないところがあるし。
そもそも何が下手くそかって?
ふだんの生活のなかでの受け応え?、コミュニケーション?
仕事がゴルフ場というのもあって、毎日多くの来場者をお迎えするわけであるが、たっま~にこれなんて応えたら良いのっ?ってシチュエーションに出くわすんだ。
半年以上前になるかな。
来場者のZさんが、カートの止めてある場所でわたしを見つけるなり、(わたし)「おはようございます」Z氏「おーーおはよう。最近休んでたけどどうしたんだ?(一年以上前の胃がん手術で半年休んだことを言ってるらしい)」
わたし「ちょっと病気で療養してまして」
Z氏「へえーーー何の?」
わたし「……… 胃にワルいものが見つかって手術したんです」
Z氏「ガンか?」
わたし「はい」
Z氏「そりゃあ長くは生きないな」
えとえとえと?今なんておっしゃった?
抗がん剤の副作用で耳が悪くなった?!
「sorya a nagakuwa ikinai na」
今の言葉を反芻してみたが、聞き間違いではない。
えとえとえと?あなた様はもしかしてわたしの主治医?それにしてはカルテも見てないし?
はたまた謎の霊媒師?勝手にわたしの余命なんて見なくていいからねーーー。
それとも会話をはしょる癖があって、その言葉の前に(金さん銀さんよりは)「そりゃあ長くは生きないな」とか?
それともわたしにホレていて、あまりのショックに気が動転して、「シナナいで!」がなんか変な方向にいっちゃったとか?
↑こんな風に会話が下手くそな人っているよね?
ニュースで政治家の発言が取り上げられるのも、そこだけを切り取られただけではなく、どっかしら本音が出ちゃうんだろうね?笑
こんな時どうするか?
苦手な相手の赤ちゃん時代を想像してのりきる!
どんな苦手な相手でも、赤ちゃん時代は可愛かった(はず!)
え?それでもダメなら?
ん~ニコッと笑ったらぴゅ~って物理的距離を広めるの。
そんなかんじ~笑