お盆の病院はガラガラだった。
うまく行けば、血液検査の後、病棟のベッドに横たわりパクリタキセルの点滴治療を受ける予定だった。
酔っぱらわないように、クロワッサンサンドもアップルパイも食べつくし、A先生の診察を待つ。
「白血球の数が少ないので、治療は延期です」
「えーーーきいてないよ!」←心の声
ローソンで買った文庫本を、ゆっくりベッドの上で読む予定だったから、肩透かしを食った気分。
「今日は白血球を増やす薬を注射して、明日も注射しに来て下さい」
ちぇーーー、なんか損した気分笑
家に帰って、クーラー効かせて、病院内のローソンで買ってきた本を読んでました。
佐野洋子の
「死ぬ気まんまん」
タイトルがいかしてて、読むとズキッとしてしみじみするエッセイ。お薦めいたします。
それにしても眠いのは、病院で射たれた注射のせいかな?
お盆だし、帰ってきているご先祖さまとのんびりしますか。