search/サーチ
【原題】SEARCHING/アメリカ(2018年)
【監督・脚本】アニーシュ・チャガンティ
【出演】ジョン・チョー,デブラ・メッシング,ジョセフ・リー,ミシェル・ラー,他
【あらすじ】ある日、デビッド(ジョン・チョー)の16歳の娘マーゴットが突然姿を消す。行方不明事件として捜査が行われるが、家出なのか誘拐なのか不明のまま37時間が経過する。娘の生存を信じるデビッドは、マーゴットのパソコンでInstagramなどのSNSにログインする。そこで彼が見たのは、自分が知らなかった娘の一面だった。
(シネマトゥデイより引用)
劇場で予告編は何度か観ましたが全然チェックしてなかった映画です。高評価で面白そうなので観に行ってきました。SNSに光と影があるなら、この情報は光の部分ですね^^
全編PC画面上で映し出される映像というのは前情報で知ってはいましたが、大きなスクリーンで観るその斬新さにはびっくり! そして、それ以上にストーリー展開が面白かったです。
序盤はマーゴットが幼い頃からのキム一家の幸せそうな姿、そしてつらい思い出などが描かれてます。16歳になったマーゴットと父デビッドとのありふれた会話がフェイスタイムやLINE?でやり取りされますが、ある時から突然音信不通に。デビッドはあらゆるSNSを駆使して必死に彼女の行方を追うのですが…。
父が知り得なかった娘の姿がSNSで少しずつ見えてきます。その辺もサスペンスフル! 開かれたウィンドウズの中には必要ないのではと思える画もあったりしますが、それもちゃんと後から生きてくるというか。
この映画を観ながら一番に思ったことは、自分は子どもたちのことをどこまで知ってるかということ。うちは未成年ではないし、すべての交友関係把握するなんて必要ないかもしれないけど、何だか少し怖くなりました。
今は何でもネットの中でできてしまうことも便利だけど、信用しきってしまうこともまた怖いと感じたし…。最後まで読めないストーリーに一時もスクリーンから目が離せなかったです。というか、それくらいPC操作にも無駄がなくて引き込まれてました。
ネットの影の部分を描くサスペンス・ミステリーとしてもですが、父娘のドラマとしても観ることができる作品。良かったです!
(画像はすべてお借りしました)
本当は今週末は『ライ麦畑で出会ったら』か『嘘はフィクサーのはじまり』を観に行こうと思ってたんですが、予告編を観ても何となく気持ちが乗らず。TOHOシネマズのシネマイレージウィークということもありこの映画選んで良かったです!
P.S.『テルマ』も観たいから、どちらにするか前日まで悩んでたんですが(^^;) もしかしたら明日行くかも? 友達に借りた『教誨師』の本(映画とは違うんですが)も読みたいし。フルタイムで働いてる方と比べれば時間あるとは思うんですが、それでも時間が足りません。