人間の値打ち

 

【原題】IL CAPITALE UMAN0/HUMAN CAPITAL/イタリア・フランス(2013年)

【監督・脚本】パオロ・ヴィルズィ

【出演】ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ,ファブリッツィオ・ベンティヴォリオ,マティルデ・ジョリ,ファブリツィオ・ジフーニ,他

【ストーリー】不動産店経営のディーノ(ファブリッツィオ・ベンティヴォリオ)は娘セレーナ(マティルデ・ジョリ)のボーイフレンドの父親である富豪のジョヴァンニ(ファブリツィオ・ジフーニ)に近づき、大金を得るために借金をしてジョヴァンニが手掛けるファンドに投資する。一方、ジョヴァンニの妻カルラ(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)は裕福な生活を送りながら、心は満たされない日々を過ごしていた。ある日、町で唯一の劇場が老朽化のため取り壊される予定であることを知った彼女は、劇場再建のために奔走するが……。

(シネマトゥデイより引用)

 

今年になって鑑賞した『歓びのトスカーナ』『ロング、ロングバケーション』のパオロ・ヴィルズィ監督作。先月WOWOW加入中に放送があったので録画しておいて鑑賞しました。
あるひき逃げ事件から始まる4章仕立ての物語。最初の3章は3人の登場人物の目線で、ひき逃げ事件前後に起きた出来事が展開します。

ある章では何でもないシーンが、違う章ではこんな重要だったのかと思い知らされたり。少しずつ犯人への足がかりを得ていく感じでした。
経済格差があるイタリアの家庭事情も垣間見れ、かなりどろどろした家庭のそして社会の縮図を見た感じ。登場人物があまりにも感情移入し辛い人たちだったから…。誰もが皆、自分の欲望を満たすためだけに必死で。
そんな中でも、本当の愛を見つけ育み、真っすぐにお互いを信じあう一組のカップルには幸せになってほしいと心から思えたな。
最終章は“人間の値打ち”について。謳い文句は“いくらあれば、人は幸せになれるのでしょう?”ですが、そういうことではないような…。

人の値打ちは学歴や家柄ではないということ。幸せそうでも、見掛けだけでは何も分からない。そして、大切な人の人生(命)には値を付けることなんてできないのではということ。
生きていく中で、何が一番大切なのかを問いかけてくるような作品でした。後からじわじわきます。良かった。

 

(画像はすべてお借りしました)

 

何だか抽象的な感想過ぎて、自分が後で読んでも訳が分かんなくなりそう(^-^; 登場人物が皆、身勝手だから起きてしまった事故のように感じました。そこに至る人間ドラマは観応えがあったけど。

 

P.S.家族全員で風邪を引いてしまいました(;_;) 最初に引いたのは旦那?息子? それから娘→私と… 熱はそんなに出ないけど、体がだるくなって、次に喉が痛くなり、最後に鼻にきた^^; 今はまだ鼻づまりが続いてます。

明日のレディースデイは映画観に行こうと思ってるんですが、あまり鼻水出るようならやめとこうかな。咳が出たらアウトですね。