きみがくれた物語

 きみがくれた物語1
 

【原題】THE CHOICE/アメリカ(2016)

【監督】ロス・カッツ

【原作・製作】ニコラス・スパークス

【出演】ベンジャミン・ウォーカー,テリーサ・パーマー,マギー・グレイス,アレクサンドラ・ダダリオ,トム・ウェリング,トム・ウィルキンソン

【あらすじ】ノースカロライナ州の海沿いにある小さな町で運命的な出会いを果たして結ばれた、トラヴィス(ベンジャミン・ウォーカー)とギャビー(テリーサ・パーマー)の夫婦。しかし、ギャビーが交通事故に遭って寝たきりになってしまう。事故から3か月が経っても目覚めない彼女のもとを定期的に訪れては、アメリカ南部の小さな町を舞台にしたラブストーリーを読み聞かせるトラヴィス。物語を通して自分たちの愛と絆の深さをギャビーに伝えようとしていたが、彼らには大きな試練が待ち構えていて……。  (シネマトゥデイより引用)

 

『かけがえのない人』に続きニコラス・スパークス原作・製作の映画です。恋愛映画好きな私のような人にはもってこいの作品ですが、結構苦手な人も多いようですね^^ 人それぞれ好みのジャンルはあるから仕方ないです。

今まで観た映画では『きみに読む物語』が一番なので、それを超えることはなかったのですが、同じように愛に溢れた物語でした。ただ、主人公たちが運命の出会いを果たすことで、陰で悲しい思いをしている人たちがいるというのも、ニコラス・スパークスの原作にはありがちかなぁと。

病気や事故なんかが絡んでくるのもそうなんですけど^^ その辺で物語が盛り上がるもの映画のいいところと思ってます。そして、ものすごく愛が深いところに惹かれちゃうんですよね。それが人の生死にもかかわってくるというところも。

トラヴィス役のベンジャミン・ウォーカーさんはお初でした。妻を心から愛する夫、そして父にとって善き息子であり、子どもたちには善き父、そんな役がぴったりでした。

ギャビー役のテリーサ・パーマーさんは『ウォーム・ボディーズ』でニコラス・ホルト君と共演してたあの彼女でした。何となくクリステン・スチュワートに似てる感じで、失礼かもしれませんが、彼女だと思って観ちゃった感じです^^; 素直になれない、人をイラつかせるところもあるけれど、可愛らしくて、賢くて、魅力的なギャビー役にこれまたぴったりというか。

脇を固める家族役の俳優さんたちも豪華とは言い難いけれど、お茶目でいいんですよね。そして、何と言っても今回脇役で光っていたのが、お互いが飼っているわんこたち。赤ちゃんわんこも出てきて癒されました。 癒されたと言えば、海辺の風景の美しさ! 満天の星空にきれいな月、夕陽が赤く染まっていたり、黄金色に輝いていたり、その辺はスクリーンでしか味わえないなぁと堪能してきました。

結末は何となく想像できる展開ですが、それでも切なくなったり、はらはらしたり、大好きなニコラス・スパークスの世界が楽しめる映画でした。

 

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(画像はすべてお借りしました)

 

京都駅にほど近い京都みなみ会館さんでの上映だったのですが、前回も『かけがえのない人』を上映してくれたし感謝してます!

そして、全国で順次上映しているミシェル・ゴンドリー監督のロードムービー『グッバイ、サマー』も17日から上映してくれるし。特典のかわいらしいトートバッグにつられて前売り券を買ってしまいました^^ 滅多に前売り買うことないんですけどね♪

バラエティに富んだ、今どき珍しいミニシアター。時々市川雷蔵祭りみたいなのもやってるから、来場する方たちも年齢層が広いし

。そして、一番好きなのは座席。シートも柔らかくてどっしり座れるし、どこの席に座っても視界の邪魔になるものがないというか。 ただ行く機会が他の映画館よりも少ないので、会員にはなってないんですけど^^; 京都シネマさんの会員なら300円割引なので、それでいいかなという感じです。たまにオールナイト上映やってるので、観たい映画があれば一度オールしてみたいんですよね♪

 

みなみ会館1みなみ会館2