記憶旅行 10 | 風丸の駄文

風丸の駄文

いろいろと駄文を重ねてます。
たまにボクの邪魔をする人がここに現れます。
ご容赦ください。




確か小学校低学年くらいの事だったと思う。


昭和の50年代。

今よりはまだ経済が活発で、日本も元気だったと記憶してる。

確か、その頃は生徒の人数も毎年増えるような時期で、教室が足らなくて、プレハブの仮設教室を作っていたほどだった。



社会科の授業で、先生が、

「人口がどんどん増えて、土地が足らなくなったら人はどうなる?」

みたいなやや抽象的な質問をボクたち生徒にした。

工業も盛んな時期だから、順当に考えれば、

土地が足らなくなったら、

埋め立てて土地を増やすと、答えるべきだったんだろうと思う。


だけど、ボクはそこで、
ビルやマンションを建てて上に行くとこたえた。


何十年も経った今でも、その答えが間違っていたとは思ってないけど、

ボクはその答えを口にしたことで、

先生に睨まれて、しばらくはボクに答えを求めないどころか、無視に近い態度をされた。


授業の流れ的には、あそこで海を埋め立てて土地を広げるって言うのが順当で、そこから先に進む予定だった先生の予定を覆したことでの報復だったのかもしれない。

ボクはそれで、その先の人生が変わったとか、性格が変わったとは思ってないけど、

ある種のトラウマみたいになってるような気がしてる。


小学生くらいまでは、

親と先生は絶対的存在のように捉えてたけど、

あの日以降は、その意識がちょっと変わったかも知れない。

なんでもないけど、妙に記憶に残ってる。