ひとりでやれることには
限界がある、と
解っていても、
群れることには
些かの抵抗がある。
その時その時の場面にもよるのだとは思うけど、
基本的に群れて行動することに抵抗がある。
群れる、とか、徒党を組む、とか、
あまり耳障りもよくないし、
団結とか一心同体とか言っても、
概ね3人以上の大人数になると、
案外フタを開けてみると、
内部で諍いがあったり、個々にストレスを抱えたりで、
見た目ほどまとまりがなかったりする。
そんな見た目だけのパフォーマンス的な集まり程度の集団なら、
ひとりのほうが、マシ。という意味。
決してコミュ障とか人嫌いなワケではないけど、
性に合わないというか、好んでそうしたいとは思わない。
現実問題として、大事を成そうとするには、
到底ひとりではできっこない事も多々あるワケで、
そんな場合まで、意気地になって群れないでいるつもりはない。
できない部分わ補いあうとかいった、フェアでフラットな関係性であれば特にイヤなことではないのだが、
とかく群れることによって、利害関係や上下関係が意図しないところでできてしまい、
そういったことがキッカケで、後に遺恨を残すのが凄くイヤ。
自分以外の力を頼らざるを得ないことも、時としてあることは否定できないので、
極力、損得や貸し借り的なストレスを抱えない程度に日頃から対等な関係である必要が、群れることの事前条件なのかもしれない。
何れにしても諸刃の剣ではないが、ひとりでも群れでも、でき得ないことがありはするのだが、
基本的に自己完結できるスタイルが備わっていれば、身の回りのほとんどのことは、ひとりでなんとかできるものであって、
それ以上を望む場合に、ひとりではできないことが発生するのだとすれば、
ひとりでいるほうが自然体で心地よいのであれば、大欲を望まないことが求められるということだろう。
ひとりでいることと、群れていることの二分で考えてみたが、
全ての人が、基本的にはひとりであって、ひとりひとりがある程度自己完結できるスキルさえ持ち合わせていれば、
群れずに済むし、互いに困った時でもちょっとしたサポートだけで用は足りるように思う。
単なる理想論に過ぎないのかな?