乾坤一擲-めくっちゃうよ陰謀論- | View of the grico ―グリコのいる風景―


ネット販売などをする人なら知っていることだと思うが、

9月くらいから、郵便局の配達サービスにゆうパケットポストminiというのが導入された。

小さなモノなどを送るのに便利で、従来のゆうパケットよりも金額が安いという触れ込みだった。


ボクも小規模ながらネット販売をやっているので、興味が湧いて郵便局へ確認しに行ってみた。


1枚20円。
これに加え、ヤフオクやフリマサイトによって設定された配送料が加算される。

このゆうパケットポストminiの登場により、これまでのゆうパケットや他社のネコポスの料金が値上げされ、

双方の差額は20円〜40円くらいになったように思う。

サービス内容についてはこのへんにして、
今回ボクが何を言いたいのかというと、

郵便局は大丈夫か?
という事。

法治国家とか、安全大国と呼ばれながらも、年々想像もつかないような犯罪が起きている日本において、

不配達、誤配、紛失といった業務上のミスのような犯罪は、とかく軽視されがちで、

例えニュースになったとしても、人々の記憶にはさほど残らず、忘れられてしまうほうが多いと思う。

しかし、いくら軽犯罪とはいえ、被害者になった人にとっては正直
たまったもんではないのが事実。

不配達、誤配、紛失と聞けば
「ちょっとしたミス」と軽く片付けられてしまうが、
それに対してなんのお咎めもないのは変ではないか?

不配達も、誤配も、紛失も、そもそも郵便局内で起きている事実であるのに、
被害者にはごめんなさいだけで済ませ、補償もなにもしない。
これって怠慢以外のなにものでもないと思うのだが。


郵便局は数年前に民営化された。
ちょうどその頃から、こういった軽犯罪が目立ち始め、
体質はといえば、公務員時代のトノサマ営業が色濃く残っている。

民営化されただけならまだ改善の見込みもあっただろうが、
「民営化」という名を借りた「外資化」が、郵便局をおかしくしてしまったのではないか、とボクは考えている。

ボクの中に、
外資化=拝金主義という図式があって、
要は売り上げ重視で、業務の質、クオリティは二の次的な思想のもとに成り立っているのが、外資系企業と思っている。

郵便局は先の軽犯罪に加え、保険業務でも詐欺的犯罪も行われた過去がある。



初めのゆうパケットポストminiに話しをもどすが、不配達、誤配、紛失を繰り返し、事件を適当に隠蔽し、なおかつ更に配達物が増えるようなサービスを始めて大丈夫か?

と、思いはしたが、
「これまでのノウハウと機動力で更なるサービス向上を」と謳っていたから、
乗ってみたはいいものの、

「在庫切れです」って、
どういうこと?

ノウハウどこ?機動力どこ?
サービス向上?

結局郵便局って所は、競合他社がないからいつまでもトノサマ営業で、
加えて、外資に乗っ取られ上前だけは国外に持って行かれる
「日本」の皮を被った「外国」に成り下がってしまったということだろう。

戦後の日本では、安保法制とか平和条約とかいいながら、不平等な取り決めばかりされてきた。

ボク自身も、最近になってようやくそういった世の中の不条理みたいなものが、なんとなくだけど、見えるようになってきた。

このままで行くと、郵便局は遅かれ早かれ
ぶっ壊れてしまって立ち行かなくなるだろう。

郵便局に限らず、外資系に成り下がった企業に「陰謀」を感じずにはいられない。

ま、だいたい何かおかしいな、っていう動きか見え始めた時は、
結果的に誰が得をする仕組みなのかを考えれば、言い出しっぺと、その取り巻きの察しはつくけど。

先ずは「おかしいぞ」って思わないと始まらない。