体力をつけるためににんにくソースのステーキを食べに行った。
古くからあるお店で、運んでくれるのはおばあさん。
わたしと夫の注文を何度も確認していたが持ってきたときには
ステーキはわたしのほうでなく夫側に置こうとしていた。
いえわたしです(∩´∀`)∩
あらさっきそう聞いたわね。
このステーキを選んだのには理由があった。
20数年前にまだ母が元気だったころ、その当時がわたしがこの市に住んだ第一回目で(この地に何度も出たり入ったりしている(∩´∀`)∩)
父と母とはまだ60代か。
我が家に何度か訪れてくれてそのたびにこの店に来ていた。
父(鳥八)がこの店のこのステーキを気に入ってくれて毎回頼むのだった。
(にんにく味がきつくてわたしは頼んだことがない)
それで父は美味しい美味しいと食べた後。
家に戻ると、胃の痛みで薬を飲む。トイレに駆け込む。
鳥八は胃腸の弱い人であった。
それが本当に毎回なもので。母に聞いたことがある。
なんでそうなるのがわかっているのに、にんにくステーキ頼むの?
それでもいいくらいに美味しいんだって。(=゚ω゚)ノ
と母が言ったその場面を今でも覚えている。(*´▽`*)
そこまでして食べたいものってないなぁ・・・と思っていたが
引っ越してきた近くにこの店があり最近また通うようになった。
あの当時のマダムが今はもうおばあさんと呼ぶにふさわしくなり
猿七が「施設に行くか・・・」と口にするようになり、、、、、
しばらく会っていない実父・鳥八にも思いが至る。
鳥八のほうはすっかり実家の義妹と隣町の実妹にまかせきりで
(鳥八の方も猿七とは違うパターンでわずらわしいはず)
それがなんとなく心苦しくもあり
その分をこちらの猿七でバランスを取っているつもりなのかもしれない。
その鳥八は数日後が誕生日。
さすがにもうにんにくステーキは食べられないだろう。
運転免許を返納した鳥八が大好きなものは雑菓子。
昔からのやっすい袋菓子が大好きなのだ。(安上がりで大変良い)
かりんとうやかっぱえびせんとかカールとか(*´▽`*)
それらを箱に積めて送った。
すごく喜んで電話をくれた。
母が亡くなってすぐに後を追うのじゃないか?と思ってから15年。
うわー15年かぁ。。。
すぐに後を追うのじゃないか?
むしろ・・・・追ってくれ・・・・・・・と思ったこともないではない(*´з`)
なんだかんだと生きていてよかったね。おとうさん。と今は心から思う。
そうしたらなんだか急にきついにんにくステーキを食べてお腹を壊してみたくなった。
おかしな話だがほんとうにそれを体験したくなったのだ。
日頃わたしが思っているようなステーキよりもずっと肉肉しいステーキを食べながら
これを食べていた60代の父の気持ちになれるかな。。。。
結果、まったく胃も腸もやられず・・・ただ美味しく食べただけであった。
(にんにくの味もきつくなかったからにんにくチップスを使うようになったのかもしれない)

