別府の共同浴場のことを「ジモ泉」というそうだ。地元の温泉。略してジモ泉。

 

地元民が無料。観光客は100円。無料のところもあり、なんとも太っ腹。

 

ドアを開けると浴槽が丸見え・・・・どころか・・

入り口のドアは少し開けっぱなしが多い。湿気か?暑さ対策か?


 

大分の人は優しいと思った。挨拶をすればその後にちゃんと話しかけてくれる。

いちいちどこから来たの?なんて聞かれはしないが

顔見知りのほかは皆、観光客ということだろう。

 

二か所の共同湯に行く。(38番と39番に入った)

 

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そのうちの熱くて有名なジモ泉で

湯船に浸かって手でお湯をかき回していた先客のおばさんが言う。

 

こうしていつもウワズミは流したいのよ~~。

4~5人が入って一気に上がったらお湯がこんくらいも減っちゃうからね~~。

(と手で10cmくらいを広げて教えてくれる)

子どもなんか遊んでお湯が減った日にゃ~大変よ~~。

 

え?こんな熱いお湯に子どもさんが入られるんですか?

 

いやぁ。。。子どもが入るときは親ががんがん水を入れてるよ~。

え?それいいんですか?

 

いまどきの親は遠慮なんてせえへんよ~。そんなもんだよ~~。

(エセ方言すいません<m(__)m>)

 

他の厳しい県ならば勝手にお湯を薄めたりしたら叱られることもあるだろう・・・が

観光客慣れ?しているというか諦めてるというか、対応がとてもおおらかだと思う。

 

夕方近くになると地元のおばさんが10人くらいに増える。(たぶんおじさんも?)

 

シャワーとか洗い場は特になくて皆さん湯船から直接お湯を汲んで顔を洗ったり髪を洗ったりしていた。

 

わたしも真似してそうしてみる。。。

 

その夜に目が真っ赤に充血した(∩´∀`)∩、きっと鍛え方が違うんだ・・・。

 

 

町の中では夕方になると地元のお婆さん二人連れを何度も見かけた。

 

同じようにきついパーマをかけたお婆さんが多い。

あっちの角を曲がっても。こっちの角を曲がっても。。。。

 

同じ髪形をしたお婆さん二人連れを見るからデジャブ感満載である。

 

宿に帰ると・・・これまたさっき見た同じお婆さんがいる。

それは錯覚で別人ではあったが・・・(∩´∀`)∩

なんでも、宿泊客のまだいない時間帯に地元の人がホテルの風呂だけ入りに来るそうで。。。。

 

夕方にあちらこちらでおばあさん二人組を見かけるのはそういうことか・・・。

後で聞いたら、このあたりに住んでいると自宅で風呂は入らないそうだ。

 

自分の家では風呂に入らない。

世の中にはそんな暮らしをしている人もいるんだなー。

 

たいてい2婆婆、か、3婆婆。

フロントに電話をして今日は宿泊客が多いか多くないか・・確認してから2~3日にいっぺん来るそう。

 

一度、風呂で5婆婆といっしょになった。

いつも静かな風呂場がにぎやかになってそれもまた楽しい雰囲気。

 

わたしを見てあなたは5階に泊っておられる?と聞いてきた。

4日前から障子が開いてるから、あ~人が入りんさったんや、と話してたよ。

 

どちらから?

東北からです。

ふ~~ん、そうかね。

 

どちらから?

福島県です。

あ~~さっきそう言いなさったね。ふ~~~ん。

わたしらはここから出たことないからね。どっこも知らんわね~。

 

 

そう言いながら、ひとりの婆が浴槽の底の方に手をぐっと入れたと思ったら

中からなにかをごそっと抜き取った。

それを浴槽の淵にペッ!!と投げ捨てていたのを見て驚いた。(゚д゚)!

 

なんと髪の毛だったのである。(゚д゚)!(他人の髪の毛・・・)

 

このホテル・・・とにかくスタッフさんが少なくて

お掃除をする人は午前中に各部屋の清掃をしているのを見るが

浴室で見かけたことはない。

 

しかし不潔なわけでもなくいつも整理整頓はされていた。

 

それは洗い場を使った人が椅子も桶も所定の場所にちゃんと戻すし

衣服カゴも使ったら戻すし、水回りも濡らした人がティッシュで拭く。

(わたしもそれらはジムの浴室で慣れている)

 

それを皆がしているから。

年配者が多くマナーを知らない人はここには来ない。ということなのかな?

とは思っていた。

 

実際問題・・・浴室の清掃はどうなっているのだろう・・・とも若干思ってはいた。

 

なるほど~~~。

こうして長年通っているおばあさん方が

自分の家の風呂を掃除するみたいにしているのかもしれない。

(って本当の本当は知らない(∩´∀`)∩から単なる妄想かもしれない)