音質が違うので、同じ曲でもCDと異なる音になります。


やはり時間をかけてきいてみて、レコードの音域にもなじんでくるのでしょう。



でもよく考えてみると、本当にレコードが必要とされるのは、CD化の際に音質を低下させてしまった場合ですね。



父がオーディオ・マニアでした。


音響専門店の店員さんと話しこんで、ある時期に理想的な組み合わせのアンプ、スピーカー、プレーヤーをそろえて工夫していました。KT-5000なんてね。


医者だったので多忙で、つかの間の休息をいやすものとして録音に聴き入っていたのでしょう。


わたしは、逆に、音にのめりこむ時間をもつことのできる病気がちな息子でした。

わたしは、父の車に付けられていた初代のカーステレオを取り外し、インバータでつないで、部屋の中で音を確かめていました。


小さなスピーカーを天井の2つの隅っこにかけて音響効果をあげました。


小学生の頃は、ここから学生歌や行進曲が流れていました。


どうも音楽を聴くというよりも、音を確かめるという作業になってしまうところが、性分でしょうがありません。