誰がどんな情念ではっぴいえんどの「はいからはくち」を聴いています。 そのむかし、「若いこだま」で、初期の日本語ロックの活躍を知りました。そこで、自分のものではない他人の歴史が、おそいかかってくるのです。 一方、文芸批評については、事細かな批評史のための解説を終えました。 あと、関心のあるものは、いまのところないです。こうなると、吉田健一氏の言われた「餘生の文學」になるのでしょう。 信仰、希望、愛。まあ、それらは咀嚼されていませんと、この世では意味をなさないでしょう。