今までの作品の中に、聴き取るべき旋律とリズムとがあるとすれば、それらは、ある特徴のある性質を示すでしょう。

音の受容者には、受容する際に立ち現れるものとして、音の側の性質と、受容者自身の抱えている性質とがあります。

音と受容者とが、そこに現れます。これをていねいに受け取ります。

実に簡素なプロセスです。