1991年、市川崑監督です。

岸惠子氏らおなじみの役者を随所に配して、脚本の良さと新人榎木孝明氏の面白さとがあいまって、快作とはなりました。

当時、ここに邦画の水準のある到達点をみました。

邦画不振という前後の時代の風潮とは無縁のものでした。