専門家は専門において解答を提出して去るのです。


それが優良なものならば、模範解答を提出して去るということになります。


河上徹太郎氏は、晩年にヴァレリーを読みかえし、我々は海の波の泡と同じだ、という見解を最後に打ち出して去りました。


そのようなものが先にあると、後に続く者は、さらに進まなくてはならなくなります。


しかし、それでよいのだと思います。