久しぶりにこの言葉に触れた。

えっと、これは何て意味だっけ?と一瞬思ってしまって我ながら苦笑した話。

これより遡っていくとします。

 

そもそも8月末に退職してからまだ1ヶ月に満たない今、具体的な行動はまだまだと思っていた。

疲労回復と、家事と自分自身を整えるのにまだ時間が欲しかった。

ただ、かつての就労支援員の仕事がら、ネットの求人検索はティータイムで雑誌を眺めるがごとくやってしまう。そこで「ここに行きたい!」と思う求人を見つけてしまった。

 

親の介護と両立が出来る環境、家から車で10分、週3日以上の就労支援のパート職員。

勤務時間も仕事内容も、本当に宛がわれたような好条件。

 

先手必勝とばかりに応募した。

 

そして改めて気づく。

私は就労支援がしたい。

 

そもそも、地元は「就労支援って何ですか?」と言われるくらいの田舎で、そんなニーズはないと思っていた。

それ以外の私のキャリアは「事務員」しかない。

でも、シニアで新しい職場の事務をすることは、50代半ばの今、気力、体力的に一般レベルより低く成っているがために自分の首も締める可能性があることは記憶に新しい。

じゃあ新しい職種にチャレンジ!

これは私自身は意気揚々としてても、受け入れ先があるのか、これまた能力があるのか?という不安にぶち当たる。

 

そんなことを何となく思っていた矢先の好条件の求人だった。

応募した後はちょっとした高揚感もありながら、「もう少しゆっくりしたいけど、後悔しないためには間違いない行動」と確信を持ち、慣れないweb面接は自信ないなぁとか、もう前しか見えず過ごしてた。

 

それが、応募早々に求人サイトのマイページに「採用見送り」の文字が入ってた。

「見送り」と「検討中」は違うよなぁ。

「見送り」はどう考えても「不採用」だよなぁ。

と・・・我ながら痛すぎる悪あがきの後、現実をしかと受け止めざるを得なくなる。

その日は元就労支援員としては不本意ながら、履歴書の言葉がまずかったんだろうか?と悶々と過ごしてしまった。

 

1,2日過ぎて思うと、求人の条件に年齢は書かれていなかった。

出勤曜日の明記もなかった。

55歳で土日休み希望とストレートに記入する人物はストライクゾーンではなかっただろう。

そう思ってみても、そもそも本当の不採用の理由は分からない。
 

10年前に転職活動した時も何度も食らった「不採用」。

どこが意に添わず不採用になったかは教えてもらえないので、不採用の度に自己否定された気がして落ち込んでたとを久しぶりに思い出した。

その時に落ち込みを払拭する一番の方法が、私にとっては新たな求人に応募することだった。

落とされたショックは新しい求人へ意識を向けることで薄れていった。

 

 

今回は、就労支援以外の求人なら飛びつくのは控えたいので、前のような気持ちの逸らし方が出来なくてどうしたものか、このまま引きずるのか?と思ったものの、思ったより早い段階で過去のことになっていった。

 

それは、中秋の名月に向けた市の観月会の行事のため準備、本番のお茶会、終わったあとの着物の手入れとバタバタと日が過ぎたおかげ。

不採用に一旦落ち込んでも、それどころではない出来事にかき消されてしまった。

そして、行事が終わった後のホッとした時間の中で、次の仕事決まってないからまだまだのんびり過ごせるなぁと喜んでいる自分もいた。

 

40代の自分が何度も不採用をもらったことを思うと、今回の就活は更に手厳しいだろうと再認識しつつ、「大丈夫、なんとかなる!」と自分を励ます「私」は健在。

 

来る波にのまれないためにもヘンテコな不安や焦りを抱え込まず力を抜くこと、頑張り過ぎないこと・・・

 

そのためにも、目の前にある「今」に向き合っていこう・・・そう思うのでした。