前回のブログは現職の事を私情を入れながら綴った。
そこにバイアスの存在を見つけることはたやすくて苦笑いしつつ、客観視出来たことは有難くもある。
また、キャリアコンサルタント技能士の資格を取り、就労支援員として働いてきた頃を思い出すことにもなった。
当時の私の職場での就労支援の対象者は、それぞれに理由あって就労に挫折(または未就労)の人達。
晴れて就職!に至るまで、かなり時間がかかることが多かった。
否応なく就労に繋げ辞めないよう説得する支援員もいる中で、私は比較的ゆるい支援員だった。
「とにかく働いてみて、嫌だったら辞めたらいい」
「自分に鞭打って、ストレスためてまで無理をして働くことはない」
「ただ、行く前から無理と決めつけない」
「行ってみないと分からない」
このフレーズは常套句のように使っていた。
ストレスを溜めながら働いたところで、心身を壊しでもしたら意味がない。
ただ、新しい世界が広がる可能性を、過去の経験で生み出した憶測と不安だけで「なかったこと」にしてほしくない、その想いもあり、「個人的見解」と前置きしてうだうだ語っていた。
そんな支援員から言わせると、この2年間の私は「自分を押し殺してまで働く価値」を問う相手にほかならない。
それでも、結局今まだ働いているのは、「ねばならない」「~するべき」って奴の仕業であるんだろう。
ただ、それだけではなく、家から近く、何かあったらすぐに帰れるメリットはかなり強かった。
昼休みは「用があるから家にいったん帰りたい」と頼むと何の詮索もなく帰れたし、
残業で遅くなる日は昼休みに買い物をして家の冷蔵庫に入れてから戻ることも容易い。
それはもう私にとってワンダーランド。
辞意表明をしてるので、期限付きだと思えることで耐えられることも多々あった。
共感と同意がほしくて友人知人に現状を伝える中で、
「働いて報酬をもらうのが仕事なんだから、それ以外に何を望んでるのか」と長年銀行で働いてきている茶道の先輩にはたしなめられた。
「気を遣って話す必要がなく、働いて帰るだけならある意味では気楽じゃないですか」と母親のケアマネさんには羨ましがられた。
あ、そんな考え方もあるんだぁ~と私も新鮮に受け止めることが出来て
結局は、本人の捉え方次第。
そして、自分のキャパと、メリット・デメリットの兼ね合い。
総合的でも偏っててもいいから、要は自分で決める事。
就労の進退の決定打はそこだなぁ…と、摩訶不思議な今の自分の状況に結論をつけてみた。
こうして綴ってると、苦しみながら就職の一歩を踏み出した人達、
悶々としながら出来ない理由を一生懸命絞りだし、自分を守ることで精いっぱいだった人達(もちろんそれでいい)
そんな愛しい人達が今どうしてるだろう…って数珠つなぎに思えてくる。
私が就労支援員に戻ることはもうないかもしれないけれど、
そんな一期一会の出会い、
袖すり合うも他生の縁と思わせる出会い、
それを経ての今もオツなもの。
そして、悪いことばかりじゃない今の職場の出会いもまた学びであり、人生の彩りであると思える。
・・・そうきれいに収めて、あと数ケ月、がんばるのだぁ~。