1冊づつ書くのがめんどい(笑)
読んだのを忘れて、また借りたりするので、記録用
- しろとましろ [ 知野みさき ]
白泉社招き猫文庫 ¥691 楽天
江戸時代のお話。小物に刺繍をする縫箔師の咲と
かんざしをつくる修次、お稲荷さんの化身?の
しろとましろ。
江戸っ子の職人らしい気風の良さと、職人の誇りとが
上手く書かれていて、物は大事にしたいなぁという気持ちになりました。
続きみたいな。
どっかでみた名前だなぁと思ってたら「鈴の神様」の作者でした。
- ふたつめの庭
大崎梢 新潮社¥1,728 楽天
保育園に通う子は、家にいる時間よりも園にいる
時間のほうが長かったりする。
それが悪いか、良いかではなくて、それぐらい長い時間を
過ごすということは、2つ目の家みたいなものなんだなと。
離婚して男でひとつで育てることになった隆平と
その子ども旬太と、旬太の担任、美南。
親同士の付き合いもあるし、子どもだっていろいろある。
そこで起きる事件を解決しながら、すこしづつ
その関係も変わっていく。
この作者の書くお話は、ミステリーが濃いのはちょっと
苦手だけど、人間関係を中心に書かれたものは
やさしくて、あたたかくて好きです。クローバーレインとか。
- しばしとどめん北斎羽衣 [ 花形みつる ]
¥1,620 楽天 花形みつる
アート少女でも思ったけど、「絵」の描写がすごく
素敵だなと。文章で読んでても目に浮かんでくる。
葛飾北斎がタイムスリップしてくるなんて、とんでも
ないけど、他の誰にも真似できない発想は
未来で見たからかも、と思うと楽しい。
そのタイムスリップの原因が惚れた女を追いかけて、
てのも面白い。
そして、その居候先は亡き祖父が営んでいた書画骨董店を
ついだ、女好きで楽天家のダメ父と、中学生で引きこもりになった
為一の家。
為一は、先輩と駆け落ちしようとしたが失敗して学校に行けなくなった。
そのせいで学校に行けない。
そんな為一は北斎に振り回されながらも
自分が避けていたことに、目を向けれるように、自分と向き合うように
なっていく。
ページ数が短いわりに、展開も早く、みっちりと詰まってる、
だけと重たくはない。
読み終わったら、北斎の絵が見たくなります。
- 【中古】 天唄歌い /坂東眞砂子【著】 【中古】afb
¥108 楽天
- 画像がこれしかない・・・。
- 死国の作者です。
- この人のは土地に根付いた風習や伝説をもとに
- 書いたお話が多く、史実を中心にしながら書かれています。
- 歴史中心でもありますが、その中で生きた人たちの
- 生活や生き方が、リアルにというか生々しく描かれてます。
- 鹿児島にある離島、多摩島かつては「霊島」と呼ばれた島に
- 漂流した是枝亥次郎が書いた「霊島漂流記」をたぐりながら
- その子孫が島で起こったことをたぐっていく。
- 閉鎖された島なら、こんなこともあったのかなぁと
- 思ったりしました。
- 鵺の家 [ 廣嶋玲子 ]
東京創元社 ¥1,728 楽天
天鵺家の一族は七色の糸を出す蚕を飼育している。
その蚕は黒森から離れて育つことはできない。
一族の繁栄のため、妹を差し出した初代。
その血族は呪われ、長男以外をいけにえにすることで
その繁栄は続いていく。
跡継ぎとなる鷹丸を健全に育った茜が救っていく。
そして代々の当主を守るため、おぞましい呪いで
鳥女とされた雛里。
東京創元社のファンタジーシリーズにしては
話がわかりやすくて好きです。
人気のシリーズ、不思議駄菓子屋銭天堂を書いている
作者です。
他の本も何冊か読んだのですが
読み手がわかりやすいように書かれている感じがします。
この話も、血の因習、みたなおどろおどろしい話ではありますが
どうしてそうなったのかが、読み進めていくうちに
上手いこと解き明かされていき、
暗くなりがちな話を茜のあたたかさと、鷹丸の無邪気さ、
そして光にあこがれる雛里の気持ちをうまくちりばめてるので、
暗さとの対比で、ぐいぐい引きつけられました。