序章
それは、たった一度しかない選択肢。
生まれたときには、きっと望む事がたくさんあった。
でも、今はもう無い。
そう思ってたんだ。ずっと。
でも本当は・・・
西暦3999年。
科学全能の時代は終わりを告げ、農業や酪農が主流の、それでも便利な機械は残っている、そんな時代。
2000年前とほとんど変わらない生活を今の時代の人間は行っている。人間の進化は2000年退化してしまった。そう嘆いていた科学者もいたという。
でも違う。
宇宙は、2000年という時を費やして、ある変化をすべてに訪れさせていた。
第5の力。
かつて、宇宙には4つの力があったという。
弱い力。強い力。電磁力。重力。
エントロピーの増大は宇宙を複雑化させ、もうひとつの力を生み出していた。
その力は元ある4つの力、すべてに干渉できるという力。
その力はすべて意思によって制御できる。
人はそれを
「魔法」
と呼んだ。
これは、たった一度しかない、魔法のストーリー。
ゆっくりと開演の幕が開かれてゆく・・・
