夕暮れに君と別れし駅中で

チラ見る背中また明日ねと


仕事帰り

偶然一緒になって

夕暮れの中

駅まで話しながら歩く。

このままずっと

街が続いて欲しいと。

駅に着いてそれぞれの

ホームへと。

笑顔で手を振った彼女の

背中が人混みの中

小さくなり見えなくなって。

お茶しょ、ご飯どう?

いえないんだよな。

滲みゆく空、

また、明日。