それは、思い込みとは恐ろしいと身に染みた日。
ピアノレッスンは有名な映画と知っていた。
アカデミーやカンヌもとったよね
その不朽の名作が公開30周年で4Kデジタルリマスターで上映するっていうからさ、
見たいと思ってて見てない映画だったから映画館へ行きましたよ。
映画のポスターはピアノと女性と子供とこの言葉
レッスンと引き換えに手に入れたのは、世界にひとりだけの「私」
私は長年ず~とこの映画を勝手にこういうストーリーだと思っていた。
➡何らかの理由で闇がある子供がピアノを弾くうちに自分の人生をきりひらいていく
ヘレンケラー的な物語みたいなさ。
会社帰りに楽しみに見に行った。
なんの疑いもなく
そしたら、途中で帰ろうかと思ったほどの衝撃
まさか、このポスターから、旦那とその仲間との三角関係のドロドロ物語なんて思ってもいなかったわ。
なんだよこれ
主人公エイダは不倫相手とのやり取りに娘使うし
旦那はエイダに斧振るし
感動どころか、完全に引いたわ
そしたら、主人公が弾くピアノも美しくは聞こえず暗く聞こえてくるし
この曲弾いてみたいなって思う曲も一曲もなかった・・・・
せめてもの救いは、ラストシーンはそれなりに幸せが映ったこと。
今年一番のどんよりな日
映画はレビューとかは見てかない派だ。
何も知らず見に行って面白かったら儲けものってスタンスが楽しいから。
でもこんなに外したのも初めてだった
数日経って、落ち着いたら、逆に自分が笑えてきた
ポスターからず~と違う話を想像していた私のその思い込み
なんだか人生の深い教訓を得ました。