一昨日の夕方、

職場に一本の電話。


母の入居施設からだった。


えっ…、今度は何?

なんだか嫌だなぁ。


「お母さんが夕食中に

喉に詰まらせたみたいで、

ぐったりしてたので、

吸引したんですけど、

サチュレーションが

上がらないので、

救急車呼びました。」


はー、やっぱりそんなことか。


「搬送先が決まったら

また、連絡します。」


少しして今度は

救急隊からの電話で

搬送先が決まったから

向かってほしいと。


この日は午後から降り始めた

雪が、みるみる大雪に

変わり、早々に家に

帰りたかった日。


マジか…。

相変わらず空気読まない母。


取り敢えず職場を出て

車を走らせたが、

概ね時速30キロで

ノロノロ運転をしながら

家に帰り着いた。


いったん車を置いて

後は電車で行こうと

思っていたところに、

Uさんが、

もうすぐ帰り着くから

乗せて行くと言う。


Uさんの車に乗り込み

いざ、病院へ。


救急外来、やたら混んでる。

救急隊があちこちにいて

ずいぶん救急車が来た様子。


待ちながら、書類を記入。


30分ほど待ち、ようやく

ドクターと対面。


肺の写真を2年前のものと

比較。

一部が白くなっている。

そのことから肺炎を

起こしていることは間違いない。


サチュレーションが低く、

救急車の中で酸素吸入を

施行していたが、意識消失。


血液検査したところ、

酸素を吸入したものの

肺の中でうまくガス交換出来ず

CO2が溜まっていった。

酸素より二酸化炭素の量が

多くなってしまっている。

CO2ナルコーシス。

それが意識消失の原因だろうと。


人工呼吸器つけて一気に換気を

図りたいようだったが、

呼吸器はお断りする。


この年齢でつけたら

もう、二度と外せないはず

だから。


そのかわり、気管内挿管せずに

マスクだけで換気が出来る

【NPPV】というものを

試して頂くことにした。


加えて本人、またしても

コロナ陽性

ということで面会出来ず。


後日、改めて入院手続きに

来るということで、

帰宅となった。


雪も風も強く猛吹雪状態。

路面凍結も始まっていた。

23時頃家に着いた。


なんだかすごく疲れた。