会社紹介
会社名:小松製作所
業種:機械
PER(株価収益率):11.16倍
ROE(自己資本利益率):10.08%
EPS(一株当たり利益):238.16円/株
株価の推移:1500円から4500円を上下の頂点として三角持ち合いとなっています。上値が切り下がりながら徐々に収束しており、そろそろ下に抜けるかな。といった印象です。
配当
配当金:96円
配当利回り:3.62%
配当性向:40.3%
総還元性向:40.6%
配当権利付最終日:9月28日
配当金は2019年の110円から減配しています。配当性向は30~50%で安定しています。2009年・2012年・2015年に300億円の自社株買いをしていますが、その後は2022年の6億までほぼありませんでした。
財務諸表
損益計算書
(企業の儲けを示しています)
連結売上高・純利益ともに増加しています。気になる部分として、運搬費の高騰で前年比100億円増加しています。
売上高:9522億4700万(個別)
地域別では(東南)アジア、中南米、アフリカなどの戦略市場で売り上げが増加しました。
貸借対照表
(企業の財政状況を示しています)
自己資本比率:50.78%
自己資本比率は40~60%を推移しています。
固定資産(重機などの現物)は大きく変動がありませんが、流動性資産と純資産と負債が増えていることで総資産が増加しています。
キャッシュフロ35
(企業のお金の流れを示しています)
営業CF:3009億7000万
投資CF:-1435億6900万
財務CF:-938億6800万
フリーCF:1574億100万
設備投資:-1477億6200万
現金:3153億6000万
この株は買いか?
建設機械で世界シェアトップ級の小松です。鉱山などの資源採掘で使う大型建機のメーカーということで、レアメタルや金などを産出する現場で活躍しています。昨今の環境問題や資源の枯渇問題などには逆行していますが、権利関係で鉱山開発は続いていくものと思っています。
株価はコロナショックで下落しましたが、現在は持ち直しています。配当利回りは3%後半となっており、株価に納得できれば買ってもいいかな、と考えています。
どんな分野でも「トップシェア」というのは、非常に大きな強みであり、特に世界で活躍している企業であれば業界の動向もつかみやすいと思われます。もし機械業の株を検討するなら、候補に入れてみてもいいと思います。
~10月23日~
円相場 政府・日銀が市場介入か 一時7円以上 円高ドル安に | NHK | 株価・為替
ついにドル円が150円を突破しましたね。為替介入により147円となっています。
ふと疑問に思ったのは、「日本ってそんなにドル持ってるんだ」ということ。
外貨準備等の状況(令和4年9月末現在) : 財務省 (mof.go.jp)
外務省のHPで確認すると、9月末時点で、1,238,056百万ドルとなっています。
おそらくですが、2012年の75円くらいの頃に大量にドルを買っていて、このような事態に備えて、150円になった今売っている、と思っています。
今後さらに円安になるとどんな世界になるか全く想像つきませんが、ドル資産に関しては淡々と定期購入にしていこうと思います。(ほんとに苦しいです…)