会社紹介
会社名:センチュリー21
業種:不動産業
売上高(営業収益):37億2687万
PER(株価収益率):14.52倍(上)
ROE(自己資本利益率):12.76%(左下)
EPS(一株当たり利益):71.13円/株(右下)
PERは2019年を境に株価と逆転しており、現在も乖離が続いている状態です。ROEは徐々に減少しています。EPSは2017年をピークに減少しています。
自己資本比率:85.5%
自今資本比率は70~80%で安定しています。
株価の推移
2016年をピークに徐々に株価が下がっています。75MAも下回り、テクニカル的に見ても買いのポイントが見つかりません。
配当
配当金:45円
配当利回り:4.33%
配当性向:63.3%
総還元性向:63.3%
2020年の50円から減配しています。配当性向は50~65%と高く、営業収益がサービスフィーなので研究開発などにお金を使うこともなく、このような配当性向になっていると考えられます。
財務諸表
損益計算書
(企業の儲けを示しています)
営業収益は右肩下がりですが、販売費及び一般管理費・人件費は右肩上がりです。特に2022年3月の有報ではオフィスのリニューアルによる管理費の増加がありましたが、計画の範囲内とのことでした。
貸借対照表
(企業の財政状況を示しています)
現金及び預金が直近2年で急増しています。動かしやすい資産を増やしているということは、近いうちになにかの支払いをする予定なのかもしれません(そこまで調べられませんでした…)
キャッシュフロー表
(企業のお金の流れを示しています)
営業CF:6億3426万
財務CF:-5億2395万
投資CF:-5億610万
フリーCF:1億1030万
設備投資:-7億1284万
現金:15億5043万
フリーCFが安定せず多額の設備投資(前述のオフィスリニューアル)がかかっているところに若干の不安があります。
この株は買いか?
高配当利回りランキングから見つけたセンチュリー21です。アメリカにある同名の会社があり、日本法人がセンチュリー21ジャパンということです。
調べた感想としては、営業収益(収入)が右肩下がりにもかかわらず、販売費及び一般管理費(支出)が右肩上がりという状況に疑問があります。
事業形態としてはフランチャイザーなので、営業店舗と人件費くらいで基本的にはあまり費用が掛からないと考えています。(ビジネスモデルとしてはすごく優秀と思う)
直近2年の現金保有の増加が気になるところで、「すぐに動かせるお金が必要なことが近々あるのでは?」と思いました。
配当利回りは魅力的ですが、もう少し勉強してから手を出したい企業だと思いました。
~10月13日~
本日は米国CPIの発表がありましたね…(現在22時です)。いろいろな専門家の予想がありますが、難しいことはわからないので、動きが出てから流れについていこうと思います。
少しだけ米国高配当系のETFを持っているので、平均取得単価が下がる価格になったら買いを入れていきます。