私くらいの年齢になると同級生と比べていろいろなところで個人差がでてくる。例えば健康(身体)面や経済力、社会的な地位などで違いが出てくる。

健康面で言えば、遺伝的な要素もあるだろうが、今までの生活習慣や環境の違いが20年30年と時が経つにつれて大きな差になってくるように思える。

 

加齢にともなう症状に例えば動脈硬化があるが、年をとれば誰だって遅かれ早かれ血管の弾力性は失われてくる。だから正しい知識を持って食生活や生活習慣に気をつけながら上手に健康を維持していけるように気をつけていければ良い。そうしたちょっとした体調管理が後々に大きな差になってくるのかもしれない。

私は、一般の方よりもたくさんの建物を見てきました。

建物には経年劣化・変化があり、管理の行き届いた建物とほったらかし状態では40年位すると大きな差になってくる。

見える部分は誰だって修繕はするだろう。壁にクラックが出来れば穴を埋めるし、手すりが錆びればペンキを塗り直す。でも見えない部分は新築から何もしていないということが珍しくない。例えば給水管や下水管などパイプの交換だが、とりあえず使っていて支障が無ければ何もしないというのが普通の感覚だろう。

 

古い建物には鉄製の管が使われている場合があり、40年も使っていれば内部に汚れや錆びがこびりついてくる。管にL字、S字部分があれば汚れ等が付着して水の流れも悪くなる。無理に使っていると、ある時突然大きな詰まりや水漏れを起こすかもしれない。

 

中古のマンションをリフォームして売り出しているのを見かけるが、それがどこをどの様に直しているのか内容を確認した方がよい。

「新築同様にリフォーム済み」という宣伝文句は、「新築並みに設備の状況が良好である」というのは誤解で、「新築並みにキレイに見える」というのが正しいのかもしれない。