春、桜爛漫の今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか
さて、私は2年ぶりのブログとなります。
なぜこんなに書いていなかったのか自分でもびっくり
それくらい仕事に追われていたようです。
少し時間が出来ましたので、これから少しづつブログを再開したいなと思っています。
この度、奈良県にある薬師寺の3月の修二会・花会式に行ってきました。
3月31日で、修二会の最終日でした。
この日は結願の日(最終日)で、最後の法要の後に鬼追い式があるとの事で、それに参加したかったのです。
朝9時に開門と同時に入った薬師寺。空気が清々しくて、朝の薬師寺美しかったです
↑金堂(昭和51年再建)
↑西塔(昭和56年再建)
↑夜の「鬼追い式」に使う大松明
↑東塔(創建当時(白鳳時代)から現存する国宝。令和3年(2021年)全面解体修理完了済)
↑大講堂(平成15年再建)
私にとって薬師寺は二度目でしたが、いつ来ても本当に美しい建物。奈良時代に心が飛んで行きます
国宝の薬師如来様にもお参り出来てうれしかったです
お参りした後、お写経をしました。
東京・五反田にも薬師寺の東京別院があるので、以前そちらでも写経をした事があり、それを含めて今回3回目の写経でした。
薬師寺での写経は、他のお寺さんと違って硯で墨を磨る事から始まるので、心が静まり引き締まり、清められる思いでした。
↑お写経道場
この日は「花会式お写経会」でしたので、お写経を納経後に、特別に昼食(おうどん)をいただきました。
心も体も温まって、有難かったです。
↑3回目のお写経を納経すると頂ける「納経集印帳」今回3回目なので頂きました。
中は仏様が描かれていて、納経一巻ごとに薬師寺の法印を押印して頂けます
夜の結願(けちがん)法要が18:30からでまだ時間があったので、一旦別の寺院や史跡を見るために退出。
夜に出直しです。
通常は夕方には閉門となる薬師寺だと思いますので、今回夜の薬師寺にお参り出来て感激
↓↓↓
↑祈願を書いた紙コップのようなものに入ったロウソクを献灯しました
そして結願法要を金堂の外で、前から2列目で参拝しました。
写真を撮っても良いとの事でしたので、撮らせていただきました↓
有難い法要を近くで参拝させていただき、感無量
しかし実は私、前日に寝台急行サンライズに乗って、姫路経由で朝到着したのです。
滅多に乗れない寝台列車に乗れた事に興奮して、
横になっても眠れずそれならばと夜通し窓の外を見たりして完徹してしまったのでした。
有難い法要なので眠くはならないのですが、1日中歩いていたので疲れて足の方に限界がきて、
足がしびれてきてしまったのでした。立っていて足がしびれるなんてびっくり
混んでいる列の中、その場でしゃがみ込んだり、倒れるわけにはいかないので、
ちょうど法要の区切りの時に、参拝の列から離脱して、枠の外から見させていただきました。
もちろん、枠外に出ても「地面に座らないでください」と最初にアナウンスで言われているので座れないのですが、その場で足踏みしたり少し歩いたら足のしびれは治りました。
↑枠の外から法要を見させていただく
鬼追い式まで2時間。1日あちこち見た疲れのピークが来ていて、その中で立ち続けていていたのは、ある意味立ち修行でした。
始まる30分前には来ていたので既に2時間半。日頃だったら2時間半くらい普通に立っている事は出来たのでしょうが、50代前半という年齢もあり完徹の後の夜に立っているのはキツかったです
でも鬼追い式を見にきたのですから、途中で帰るわけには行きません
そしてようやく結願法要が終わり、鬼追い式の始まりです。
鬼追い式の一番前の方は既に人がいっぱいで、「安全の為もっと下がってください」と言われるほどの賑わい。
さらに鬼の松明の火の粉がかかる所なので、私は遠目に見させて頂きました。
遠目からでもすごい炎
最後、薬師如来の力を授かった毘沙門天様が、鬼を鎮め終了となります。
終了後、金堂の中で薬師如来様にお参り出来て、そして「結願お守り」を授与頂きました。
「鬼追い式」の最後までいた人だけが授与頂ける有難いお守りで嬉しかったです
花会式「奈良に春を告げる重要な行事」との事。
参拝出来て有難かったです
↑東塔
↑東塔と金堂