2008年1月、近畿地方で開催された新体操指導者研修会に参加した際、中央から海外経験を持つ指導者の方がいらっしゃいました。
その研修では、肩関節を柔らかくする方法など、身体の柔軟性を高める具体的な指導も含まれていました。驚いたのは、子どもたちも肩が凝ることがあるという事実です。
新体操は、身体の柔軟性が極めて重要視されるスポーツです。その柔軟性は、人体学的な限界にまで挑戦することが求められます。そして、どのスポーツにおいても、基礎となる身体のバランスや柔軟性、身体の使い方が非常に重要であることを、改めて深く実感した1日でした。
競技の世界では、トップ選手になればなるほど、身体のメンテナンスが徹底されています。
そのことを学び、これから身体をつくっていく子どもたちにとって、こうした基礎を教えることの重要性を改めて感じました。
以前、新体操クラブに所属する小学3年生から中学生までの18名に対して、左右のバランスチェックを行ったことがあります。
その結果、18人中5人ほどにアンバランスが見られ、特に3人は左右のバランスに5〜8キロもの差がありました。
子どもだからそこまで差はないだろうと思っていましたが、結果に驚き、そして納得しました。
その3人は、同じ新体操の練習をしているにもかかわらず、腰痛や膝痛といったトラブルを抱えていました。
これから選手として活躍するためにも、そして健康な大人、女性として成長していくためにも、こうした状態を改善していかなければなりません。
特に競技者として続けていくには、これらの問題は致命的です。
柔軟でしなやか、そしてバランスの取れた筋肉によって整えられた身体の軸の重要性を改めて痛感しました。
身体能力を高めるための基礎をつくること、つまり土台をしっかり整えることができれば、その先に広がる可能性は無限大です。
子どもたちは、私たちに多くの気づきを与えてくれます。整体も新体操も、身体への意識を高めるという点では共通しています。
私はかつて、それらを別々の道だと考えていましたが、実はそれは一つにつながる広い道だったのです。
この文章は2008年のブログを振り返ったものですが、むしろ17年前から気づいていた大切なことがあります。
それは「コンディショニングを重視すること」。現在のSunリズム運動教室では、この理念を大切にしています。

